北薩地域と鹿児島空港を結ぶ北薩横断道路(延長約70km)の中にある「北薩トンネル」は、平成30年3月25日(日)15時に開通しました。
この「北薩トンネル」は、紫尾山(標高は1,067m)を貫通し、さつま町泊野と出水市高尾野町を結んでいます。 このトンネルの4,850メートルは、鹿児島県では最長のトンネルになりました。
北薩横断道路の一部である「泊野道路」のうち,北薩トンネルを含む「きららIC〜中屋敷IC」間の6.9kmが,3月25日(日)に開通しました。 両ICからは高尾野IC行きのみ利用できるハーフインターです。きららICから中屋敷ICでは下りられず、中屋敷ICからきららICには行けない。高尾野ICからは両ICで下りられます。
北薩横断道路は,鹿児島空港と阿久根市の国道3号を結ぶ約70kmの地域高規格道路です。
今回の「泊野道路」開通は,北薩横断道路の約70kmのうち約21kmが開通したことになります。「北薩トンネル」の開通は、冬季の積雪の多い国道328号の紫尾峠を通行しないことや阿久根市や出水市野田町・高尾野町、そして、長島町から鹿児島空港への距離が短縮されます。
北薩横断道路の全線開通は,九州縦貫自動車道や南九州西回り自動車道などとも接続されて広域交通ネットワークを形成できます。鹿児島空港へのアクセス向上や国道504号の通行高速化に大きく寄与すると思われます。 全線開通を心から楽しみに待ちたいと思います。
※参考文献:鹿児島県⇒北薩横断道路「泊野道路」の部分開通による
◆写真:平成30年3月26日(月)午前11時20分 きららICから「北薩トンネル」(4,850メートル)入り口付近 さつま町:鹿児島県薩摩郡さつま町泊野で車窓から
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