【第101回】成功の秘訣−出水中央高校吹奏楽部の演奏会を例として−
[平成22年12月17日 08時00分]

  私は、出水中央高校吹奏楽部の演奏会が6会場とも超満員、特に、最後の宝山ホ−ルでは、入場制限をするほど多くの方々がお越しになりました。その成功の秘訣を探ってみることにしました。
 それは、@全国大会で最優秀賞受賞などのハイレベルな演奏、A舞台構成の楽しさと展開の速やさ・静けさ、B部員の明るさとダイナミックな動きなどがあります。休憩なしの約1時間45分が、あっという間に過ぎ去ってしまいました。
  毎回、舞台では、福島玲士先生の観客と舞台が一体となる巧みなト−ク、部長の川添麻美さん(トロンボ−ン:3年)の90名部員への的確な指示、舞台監督の吉元倫子さん(フル−ト:3年)の舞台のそれぞれの指示、アナウンス係の有川麗菜さん(トランペット:2年)のすきとおった声での曲目の紹介などがありました。そして、各係の動きにも組織力が発揮されていました。 
  また、先生方と保護者会の皆様、受付係の生徒の皆さん方の支えもありました。
  私は、吹奏楽部の皆さんが顧問の福島先生の「至高の演奏」を追求されているところを目指して、計画的によく努力していることに気づきました。また、部員90名は、部長を中心に役員の検討事項に積極的に取り組んでいます。練習後の全体会でのミーティングが意見交換に役立っていることも分かりました。
  私は、“芸術の秋”に相応しい各会場での演奏に酔い、成功の秘訣を分析をしてみて、あの素晴らしい演奏のあることが分かりました。上の写真のように保護者がお作りになった、「感動をありがとう!」と同じ心境で感謝しています・・・。

◆写真:11月23日(祝)午後3時55分
出水中央高校吹奏楽部「鹿児島演奏会」終了後(6演奏会最後、保護者会からの横断幕)
鹿児島市:宝山ホ−ル(鹿児島県文化センタ−)

※12月19日(日)11:30〜12:00、出水市文化会館「こけら落とし」の演奏が、3年生まで含めた全員による演奏会の最後になります。どうぞ、御期待ください。



【第102回】間もなくクリスマス、夜空を彩る鶴寿園の「イルミネ−ション」
[平成22年12月20日 21時35分]

  今年も出水市汐見町にある社会福祉法人鶴寿会(特別養護老人ホーム鶴寿園・養護老人ホーム華の家・鶴寿園ディサ−ビスセンタ−・グル−ブホ−ムひまわり)の「イルミネ−ション」が、夜空を彩っています。
  鶴寿会では、例年、この時期になると正面玄関横の広場を利用してクリスマスイルミネ−ションを設置されています。
  今年は、写真のように色彩感が豊かになるように12万球を越える多くの電球を用いておられます。
  鶴寿会会長の吉井敏子様は、「10年位前に施設内の植木に飾って利用者に楽しんでいただいたのが始まりです。5〜6年位前から施設開放も兼ねて地域の方々にもお楽しみいただきたくて、今のようにしました。毎年、芸術性の高い内容にしたいと思って努力しています。」と述べておられます。
  私が訪れた11日(土)は、寒い夜でしたが土曜日の夕方ということもあって多くの子供づれの方々が中に入って喜んでおられました。見学者は、写真を撮影したり、灯りのトンネルをくぐったりして「イルミネ−ション」に照らされながら非常に楽しそうでした。
 私は、夜空を見上げると「イルミネ−ション」の美しさと満天の星の輝きとが交叉してファンタスティクな世界へと吸い込まれてしまいました。
  間もなく、クリスマス、見学者は、より一層多くなることでしょう。・・・。
 
◆写真:12月11日(土)午後5時55分
○社会福祉法人鶴寿会の「イルミネ−ション」
 (特別養護老人ホーム鶴寿園・養護老人ホーム華の家・鶴寿園ディサ−ビスセンタ−・
  グル−ブホ−ムひまわり)
○出水市汐見町93  電話0996−67−3161
○点灯期間 平成22年11月16日(火)〜平成23年1月10日(祝)
○点灯時間 17:30〜21:00(雨のひどい時は、漏電防止のため点灯を中止)

●間もなくクリスマス、出水地方の「イルミネ−ション」を本社の各ジャンルでも掲載中
@ 夜空を彩る鶴寿会の「イルミネ−ション」は、本社「いずみテレビの芸能・音楽」の中に 『2010-12-16 出水のイルミネーション!』と題して掲載しました。アクセスして御覧ください。
(7分03秒 )

A 出水地方の「イルミネ−ション」は、本社「いずみダイジェスト」で『最近、夜が明るくなってきました』シリ−ズで逐次掲載しております。お楽しみください。



【第103回】装い新たな「出水市文化会館」
[平成22年12月21日 14時35分]

  出水市文化会館のリニュ−アルオ−プニングセレモニ−が、12月19日(日)に行われ、「生まれ変わった文化会館の全容」が明らかになりました。
  築後35年が経過していましたので、今年の1月から休館にして、照明・音響・舞台床の張り替え・幕・客席の取り替え・ロビ−・外壁・屋根の改修工事が行われてきました。
  「生まれ変わった文化会館」へ、一歩踏み入れると、ロビ−は、壁・床が張り替えられ大変明るくなっていました。会館は、観客席に入ると全体的に明るく暖かみのある雰囲気でした。座席は、長時間に耐えられるように布に張り替えられ、今までよりは幅広くなっています。
  また、ロビ−の女子トイレ増設や多目的トイレの増築、舞台設備一式の改修、楽屋の内装等の改修、そして、照明や音響は、最新の機器等が設置されるなど機能面・利便性等に配慮して誠に立派な会館に生まれ変わっています。
  記念式典で渋谷俊彦市長はあいさつの中で、「古くなって大変御不便をお掛していましたので、快適に御利用いただけるように大規模改修工事を行いました。リニュ−アルした文化会館が出水市の文化の殿堂として期待されます。より一層、利用されることをお勧めいたします。」と述べられました。
  当日は、「こけら落とし」で出水中央高校吹奏楽部が30分にわたって演奏、午後に記念イベントとして「出水音楽祭」で17団体の合唱・器楽演奏があり、お祝い一色でした。
  私は、文化の殿堂としての文化会館が機能面・利便性等に配慮されてリニュ−アルオ−プンしたことを大変嬉しく思います。客席に座っていて感じたことは、会場の雰囲気が明るくなり、音響も聞きやすくなり、照明も鮮明になり、座席も幅広くなっていました。舞台に立ってみると一段と素晴らしい雰囲気が伝わってくることでしょう。・・・。

◆写真:12月19日(日)午前11時09分
記念式典:リニュ−アルオ−プン テ−プカット式
出水市文化会館 0996−63−2106 

※定員1,159名(固定席1,006席+立見席147名+車椅子席6席) 
 (改修前より86名減)
 (改修前:定員1,245名、固定席1,092席+立見席147名+車椅子席6席)

●記念式典の模様は、本社の新着映像の中に 『2010-12-20 出水市文化会館リニューアルオープン!』と題して掲載しました。アクセスして御覧ください。
(3分16秒 )



【第104回】帯津良一医博の健康講話と攻めの養生法の実技、万羽鶴の里出水で開催
[平成22年12月21日 18時48分]

  ガンの権威者・養生の達人として有名で東大医学部ご出身の著名な医学博士の帯津良一先生は、12月12日(日)、出水で3年連続講演をされました。
  講演会は、NPO法人楊名時太極拳北薩友好会の主催、出水市・出水市教育委員会等の後援で市音楽ホ−ルと市武道館で盛大に行われました。
  帯津良一先生は、「『輝く人生」は定年後に始まり、最後までいのちのエネルギ−を高め続けることです。『生きていることが楽しくてたまらなくなる』これぞ人生における最大の成功であり、絶対的な幸福の境地と信じています。そのためには、今日までの身体をいたわり、やや守りの養生から自らの努力で勝ち取っていく『積極的な攻めの養生』で心のときめきこそ養生の要諦です。いのちのエネルギ−を高める気功的生き方が大切です。」などと述べられました。
  当日、健康講話では、「定年から輝く生き方」のテ−マ約2時間、市音楽ホ−ルを一杯に埋め尽くされた参加者を前に含蓄のある内容を分かり易く述べられました。
  実践会では、「気功的生き方」を場所を移して市武道館で新呼吸法「時空」や太極拳を取り入れて約1時間半、展開されました。
  大会会長の前田篤宏師範は、「帯津先生の『攻めの養生法』や『気功法』など日頃の生活でいつでも、どこでも、誰でも簡単で効果的な養生法を指導していただきました。参加された多くの方々は、私と同じように感動され、来年の開催を楽しみにしています。」とコメントされました

◆写真:12月12日(日)午後 (写真提供:主催事務局)
出水市音楽ホ−ル
帯津良一医博の健康講話と攻めの養生法の開会行事(帯津良一先生は右から2人目)
主催事務局:楊名時太極拳北薩友好会会長前田篤宏様 0996−62−0037



【第105回】「出水市文化会館リニュ−アル記念演奏」、出水中央高校吹奏楽部
[平成22年12月22日 08時55分]

  出水市文化会館のリニュ−アルオ−プニングセレモニ−は、12月19日(日)に行われ、「こけら落とし」で出水中央高校吹奏楽部の皆さんが演奏をしました。
  当日は、約35分間で下記の6曲の演奏でした。各曲ともメリハリのある演奏で会場にお越しの皆さんは、吹奏楽の醍醐味を充分味わい、堪能しておられたようでした。
  私は、各曲の演奏が終わる毎に大きな拍手とブラボ−が発せられるなど観客の心に届く、格調の高い優れた演奏だったと思います。特に、3年生は最後の演奏会だったとお聞きしました。高校3年間のいろんな想いを胸に最後の力を存分に発揮した演奏だったに違いありません。演奏は、出水市文化会館リニュ−アルオ−プの「こけら落とし」にふさわしい誠に見事なものでした。
  今回の演奏は、本社の取材によって全て録音・録画しました。その模様を掲載しましたので、アクセスしてお楽しみください。

●「こけら落とし」 出水中央高校吹奏楽部の演奏曲目
 1曲目 「国民の象徴」
 2曲目 「祝典序曲」
 3曲目 「ヘルシス序曲」
 4曲目 「“舞踏組曲”ガイーヌより」 → (全日本管楽合奏コンテスト最優秀賞受賞曲)
 5曲目 「ミッキ−」
 6曲目 「アメリカ・ザ・ビュ−テイフル」→(12月26日、N・Yカ−ネギ−ホ−ル演奏予定曲)

○演奏の模様は、本社の新着映像の中に 『2010-12-21 出水市文化会館リニューアルオープン第2弾!』と題して掲載しました。アクセスして御覧ください。(34分53秒 )

◆写真:12月19日(日)午前11時45分
「出水市文化会館リニュ−アル記念演奏」、出水中央高校吹奏楽部 
出水市文化会館 0996−63−2106

□【参考資料】〜出水中央高校吹奏楽部〜
  出水中央高校吹奏楽部は、10月30日(土):東京シビックホ−ルで行われた第16回全日本管楽合奏コンテスト全国大会で「“舞踏組曲”ガイーヌより」を演奏して、最優秀賞を受賞しました。その大会の講評がBand Journal(2011年1月号)に掲載されています。出水中央高校に関する全文を紹介します。
  山本武雄教授(洗足学園音楽大学教授:トランペット奏者)は、「出水中央高校は、今回、私個人としましては、一番音楽的で無理のない演奏を聴かせてくれたバンドでした。コンテストというより、音楽会でよい演奏に出会えた喜びのように感動を受けました。シンフォニックなサウンドとソロト−ンとのコントラストも幅があり、豊かなサウンドをもって音楽が自然に聴こえました。“音楽”のすばらしさを伝えてくれた好演でした。」と高く評価されています。(「 」内は原文のまま)



【第106回】コラム紫尾山、23日(祝)〜12月29日(水)の間、お休み
[平成22年12月22日 21時35分]

  この欄を担当しています私は、12月23日(祝)〜12月29日(水)の間、アメリカ合衆国のニュ−ヨ−ク方面へ旅をしてきます。その間、【コラム紫尾山】をお休みにします。どうぞよろしくお願いいたします。
  帰国後、アメリカ合衆国のニュ−ヨ−クなどを話題にして、取り上げてみたいと思っています。



【第107回】全日本選抜吹奏楽団89名、N・Yのカ−ネギ−ホ−ルで26日(日)演奏
[平成22年12月30日 06時50分]

  出水中央高校吹奏楽部の希望者28名とOB等3名の31名を含む全日本選抜吹奏楽団89名は、12月26日(日)、「ニュ−ヨ−ク・カ−ネギ−・ホ−ル日米親善交流記念コンサ−ト」で演奏しました。
  出演は、出水中央高校(31名)の他、埼玉栄高校(36)、愛媛県立北条高校(8)、宮城県聖和学園高校(3)、福岡県立直方高校(6)、福岡県刈田中学校(2)等の総勢89名によって構成されました。
  当日は、第1部の鹿児島市のKan Tamaru率いるゴスペルグル−プの合唱に続いて、第2部で、高校生を中心とする全日本選抜吹奏楽団が、午後8時40分からおよそ80分間演奏しました。89名が12曲(アンコ−ル2曲を含む)を6名の指揮者(遠山詠一先生、三浦徹先生、秋山紀夫先生、福島玲士先生、シメオン・ロ−リング先生、大滝実先生)によって誠に見事に演奏しました。
  演奏は、カ−ネギ−ホ−ルにこだし、高校生とは思えない演奏を披露しました。会場は、熱気に溢れ、「ブラボウ−」の声も贈られ、最後はスタンディングオベーションで拍手は鳴りやまず、素晴らしいコンサートでした。
  しかし、当日の26日(日)は、ニューヨークは大雪警報が発令され、猛吹雪、市内の交通は全てストップし、道路も大混乱!。一時は、コンサートの開催も危ぶまれましたが、そのような中、2804席もある会場の約半数のお客様が来てくださいました。午後10時に終了して、ホテルへの移動(平素なら約45分)が大雪のため苦労し、最終バスがホテルに到着したてのは、午前1時半を回っていました。
  大雪の影響が、帰国にもみられ、ニュ−ヨ−ク近郊のニュ−ア−ク空港を予定より遅れて出発した飛行機は、成田に遅れて到着しました。出水中央高校の皆さんは、羽田空港午後7時発の鹿児島便に搭乗できず、福岡空港へ、そこからチャタ−バスに乗り、熊本や益城、人吉、鹿児島空港で降ろすなどして、学校に到着したのは午前3時40分でした。

◆写真:12月26日(日)午後5時(現地時間)
「日米親善交流記念コンサ−ト」のポスタ−
(上の写真が高校生代表オ−ケストラの紹介、指揮者6名の名前が記載されています)
カ−ネギ−ホ−ル玄関の掲示板(ホ−ル内の写真撮影は禁止されています)



【第108回】N・Yのロックフェラーセンター、巨大なクリスマスツリーに感激
[平成22年12月31日 13時55分]

  全日本選抜吹奏楽団の総勢110名は、カ−ネギ−・ホ−ルでの演奏の前日の12月25日(土)、練習後のひととき、クリスマスに賑わうロックフェラーセンターのクリスマスツリーを見学しました。
  ニューヨークのど真ん中にあるロックフェラーセンターのクリスマスツリーは、クリスマス当日とあって、多くの人出で賑わい、立ち止まってツリーを楽しむことはできにくい状況でした。写真の撮影にも影響が出てしまいました。前方の建物は傾いていますが、多くの人々に押されてしまいカメラが傾いてしまったのです。ごめんなさいネ。
  ガイドを担当されたエムセック(MCEC)のAさんは、「ここに来られている方々のバスポートを見せていただくと世界中の全ての国々のを見ることができるかもしれませんよ。」と紹介されました。
  そうなのかもしれません。近くから聞こえてくる会話は、英語だけではありませんでした。・・・。日本語も聞こえてきました。 
 ツリー真下のアイススケートリンクでは、極寒の中にも多くの方々がスケートを楽しんでおられました。
  私は、この場所に立って巨大なクリスマスツリーを見たとき、毎年ここの点灯式の模様が日本でも報道され、年末が近づいてきたことを思い出し、ニューヨークの年中行事の、シンボルの一つと思っていました。今、私はその場におり、直接眺めていることに感激せずにはおられませんでした。

◆写真:12月25日(土)午後5時35分(現地時間)
ロックフェラーセンター、巨大なクリスマスツリー(建物が傾いているのは、撮影ミスです。)



【第109回】出水地方、大晦日に大雪 
[平成22年12月31日 15時20分]

  出水地方は、大晦日の31日(金)明け方から降り出した大雪で銀世界と化しています。
  私の住む近くの国道504号は、写真のようにワダチの部分だけのアスファルト面が分かる程度で雪一色です。何時もは、車の往来の激しい場所ですが、今日は非常に静かです。
  西出水地方の積雪は、私の駐車場で午後3時に測定したところに13cmありました。
  出水市の大雪は、平成22年1月13日(水)に積雪が15cmと報道されて大雪で驚きでした。それ以前では、平成17年12月に大雪が記録されています。
  大晦日で何となく忙しい時の大雪、雪対策にあまり慣れていない南国・鹿児島・出水に住む私たちは、滑って転んだりすることが無いように充分気を付けて行動したいものですね。

◆写真:12月31日(金)午後2時05分
出水市西出水町:国道504号と雪



【第110回】26(日)ニューヨーク大雪の中、全日本選抜吹奏楽団演奏は無事終了
[平成22年12月31日 22時31分]

  ニューヨークの26(日)の大雪の中、全日本選抜吹奏楽団の演奏は、無事終了しました。しかし、日程等には、少し影響がありました。
  @「ニュ−ヨ−ク・カ−ネギ−・ホ−ル日米親善交流記念コンサ−ト」の観客に影響しました。チケットは2804席の満席になっていたのに、当日は約半数の観客でした。しかし、大雪で交通機関が完全にストップしている中、よくもお出でいただいたことに感謝の気持ちになりました。ありがとうございました。
  A演奏後の会場のカ−ネギ−・ホ−ルからホテルへバスで帰る途中、雪で動けなくなってしまったことです。1・2号車の皆さんは、雪で動けなくなった大型バスを夜中に押して動かしたこと。ホテル着が午前1時半過ぎでした。3号車は、遅れながらも午後11時30分に帰りました。特に、1・2号車の皆さんは御苦労様でした。
  B27日(月)の見学が午後からになり、自由の女神(当初は船で行く予定を雪で欠航でニュ−ヨ−ク側から眺望)、国連本部、マンハッタンの夜景の見学になり、アメリカ自然史博物館の見学がキャンセルとなりました。しかし、午前中は、ホテルの近くで雪合戦をしている姿もありました。アメリカでの雪合戦、楽しそうでした。これは想定外でした。
  C帰国のコンチネンタル航空機が雪の影響でニュ−ワ−ク空港の出発が遅れ、出水中央高校の皆さんは羽田空港発の鹿児島便に搭乗できなくなり、福岡空港へ飛び、福岡から夜行のチャタ−バスとなり途中下車はありましたが、学校着は午前3時40分でした。保護者の皆様は、各バス停までのお迎え、寒い中、大変御苦労様でした。
  ニューヨークのバスの中で案内していただいたBさんは、「私はニュ−ヨ−クに25年位生活していますがこんなに多い雪は10年に一度位です。私も非常に驚いています。」と紹介されました。

◆写真:12月27日(月)午後3時39分(現地時間)
ニューヨーク五番街の雪(上の写真の信号のところに「5AV」とあります)



【第111回】ゆく年くる年
[平成22年12月31日 23時00分]

 本社のHPを御覧の皆様,「ゆく年くる年」の時を迎えました。この1年アクセスをしていただきありがとうございました。
 多くの皆様にアクセスをしていただき感謝申し上げます。今後もより一層努力して,いろいろな情報を提供していきたいと思っております。
 来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。佳いお年をお迎えください。
     
                   平成22年12月31日
                                          鹿児島いずみテレビ



【第112回】あけましておめでとうございます
[平成23年01月01日 08時38分]

 新年あけましておめでとうございます。

 新しい年が皆様にとりまして素晴らしい年となりますようにお祈り申し上げます。

 本社の各ジャンルでは、できるだけ皆様に親しまれる情報などを掲載していきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
     
 
         
 平成23年元旦
                                         鹿児島いずみテレビ


◆写真:平成23年1月1日(土)午前7時41分
出水市西出水(五万石町)より



【第113回】全日本選抜吹奏楽団、N・Yのカ−ネギ−・ホ−ルへの第一歩
[平成23年01月02日 11時40分]

  ピアニストのルービンシュタインは、ある時、「カーネギーホールへはどうやって行くんですか?」と尋ねられた際に、こう答えたそうです。
 「練習して練習して、さらに練習してください。」"Practice, practice,& practice." と。
 この言葉は、よく耳にする言葉で、妙を得た優れた表現だと思います。
  全日本選抜吹奏楽団89名は、出水中央高校(31名)の他、埼玉栄高校(36)、愛媛県立北条高校(8)、宮城県聖和学園高校(3)、福岡県立直方高校(6)、福岡県刈田中学校(2)、先生方(3)によって構成されていました。先生方は、A.Saxの幸多優先生(鹿児島市立玉龍高校教諭)、Euphの熊澤直行先生(北海道利尻富士町立鬼脇中学校教諭)、Pianoの町屋朱美先生(福岡県刈田中学校教諭)でした。
  最初の練習は、集合日の12月23日(木)結団式の後、午後0時30分から埼玉栄高校で始められました。指揮者の5名の先生方と4名の指導の先生方の御熱心な御指導、演奏する89名の必死な取り組みからでした。指揮台の福島玲士先生(出水中央高校)もそのお一人でした。
  私は、混成バンドの難しい姿に接しながら、練習の展開を見守りました。カ−ネギ−ホ−ルへの第一歩だと思い、指導者・演奏者の必死の練習を心から応援し続けたいと思いました。

◆写真:12月23日(祝)午後4時55分 
埼玉栄高等学校:吹奏楽練習ホ−ル
指導者:福島冷士先生(出水中央高等学校吹奏楽部顧問)



【第114回】初詣で賑わう出水市・箱崎八幡神社
[平成23年01月02日 18時25分]

  出水地方は、昨日までの大雪とは変わって、朝から快晴にめぐまれた2日です。
  私は、今日の午後、近くの箱崎八幡神社へ初詣に行きました。神殿へ進み、家内安全と今年の幸せなどを心を込めてお祈りしました。そして、「招福開運」の熊手を求めて我が家に飾りました。毎年の事ながら、年の初めに当たり初詣でに近くの神社へ行き、お参りをすることにしています。
  今日は、朝から天候にも恵まれて、多くの初詣客で賑わっていました。
  この箱崎八幡神社には、日本一の大鈴(高さ4m・直径3.4m・重さ5t)があります。
平成10年11月竣工され、「成せば成(鳴)る。大願成就の大鈴」として親しまれています。

◆写真:平成23年1月2日(日)午後2時45分
出水市・箱崎八幡神社



【第115回】箱根駅伝、日体大谷永雄一選手(出水中央高校出身)8位でゴ−ル
[平成23年01月03日 22時00分]

  箱根駅伝で出水中央高校出身で日体大2年谷永雄一選手は、8位でゴ−ルしました。
  第87回東京箱根間往復大学駅伝競走で日体大のアンカ−として登場した谷永雄一選手は、12位でタスキを受け継ぎました。15キロ付近で11位グル−プ3校で併走していました。徐々に追い上げて、9・10位の2校に追いつき5校で激走する激戦の展開もありました。
  後、1キロ付近でお互いにスパ−トとして、谷永雄一選手が抜け出し、8位校にも追いついて8位でゴ−ルしました。
  箱根駅伝では、10位までが来年度のシ−ド権を獲得するとあって5校で激戦が続いていました。
  来年度のシ−ド権の獲得に活躍し、8位でゴ−ルした出水中央高校出身の谷永雄一選手に大きな拍手を贈りたいと思います。      「おめでとう 谷永雄一選手」

◆写真:平成23年1月3日(月)
箱根駅伝最終区で激走する谷永雄一選手(中央)



【第116回】全日本選抜吹奏楽団、N・Yのカ−ネギ−・ホ−ルの演奏へ
[平成23年01月05日 08時55分]

  全日本選抜吹奏楽団89名は、アメリカに到着して3日目の12月26日(日)、いよいよ本番の日を迎えました。
  ステ−ジ衣装に着替えての最初の練習で、カ−ネギ−・ホ−ルの演奏への直前の練習は、アメリカの宿舎のヒルトン ニュ−ア−ク エアポ−ト ホテル・バンケットル−ムで午前8時から行われました。
  練習は、プログラム順に指揮をされる先生方の曲目に従って本番さながらに行われました。練習の最初は、遠山詠一先生(日本高等学校吹奏楽連盟理事長)、次ぎに、三浦徹先生(国立音楽大学教授)、秋山紀夫先生(日本吹奏楽指導者協会名誉会長)、福島玲士先生(出水中央高校吹奏楽部顧問)、シメオン・ロ−リング先生(アメリカ・コロンビア大学音楽科名誉教授)、最後に大滝実先生(埼玉栄高校吹奏楽部顧問)の順に続きました。写真は、最後の大滝実先生の練習風景です。
  私は、正装して演奏するハ−モニ−の素晴らしさと皆さんの意気込み、態度からアメリカの吹奏楽ファンの心に届く素晴らしい演奏になることは間違いないと思うことでした。いよいよ、夢の舞台「カ−ネギ−・ホ−ル」の演奏へと向かいます。

◆写真:平成22年12月26日(日)午前10時30分(現地時間) 
ヒルトン ニュ−ア−ク エアポ−ト ホテル:バンケットル−ム
指導者:大滝実先生(埼玉栄高等学校吹奏楽部顧問)



【第117回】夢のカ−ネギ−・ホ−ル、出水中央高校吹奏楽部の感動の演奏
[平成23年01月05日 09時00分]

  「ニュ−ヨ−ク・カ−ネギ−・ホ−ル日米親善記念コンサ−ト」の全日本選抜吹奏楽団として参加して、素晴らしい演奏をした出水中央高校吹奏楽部の皆さんを、取り上げてみることにします。 
  出水中央高校からは、部員で希望者の28名とOB等3名の31名、指揮者の福島玲士先生、それに関係者2名の34名の参加でした。
  私は、混成による演奏は、ハーモ二ーが大変難しいと思っていましたが、本番では誠に見事な演奏で感動しました。出水中央高校吹奏楽部員の中には、ソロやアンサンブルを担当した奏者も数名おりました。特に、A.Saxの池上諒君(卒業生)、Tpの川畑弥生さん(3年生)は、高い評価を得ていました。
  部長の勘角知子さん(Tb:2年生)は、「今回カ−ネギ−・ホ−ルの舞台に立つという一生に2度とない経験をすることができました。丸い響きのするホ−ルでその響きの美しさに驚きました。観客のスタンディングオベーションで演奏の素晴らしさを感じました。他の学校の皆さんと一緒に演奏をしたこともとても良い経験でした。同じ吹奏楽をする仲間と音楽を共有でき、とても嬉しかったです。今回は、私の人生の大きな財産となる経験ができ、本当にいろんな人に感謝しています。今後、今回学んだ事をこれからしっかりと生かしていきます」と参加した皆さんを代表して述べていました。
  顧問の福島玲士先生は、「ドイツのベルリン・フィルハ−モニ−・ホ−ルに続いて指揮ができて、この上ない幸せです。今回のカ−ネギ−・ホ−ルの指揮の途中で私は、本当にここの指揮台なのと確認したほど感動しました。このような機会に恵まれて多くの皆様に感謝します。」とコメントされました。
  出水中央高校吹奏楽部の皆さんは、他の学校の皆さんと一緒になって必死に頑張り、夢の舞台のカ−ネギ−・ホ−ルで素晴らしいハーモ二ーを奏でました。
  当日、外の大雪にもかかわらずホ−ルは、熱気に溢れ、曲が終わる毎に歓声が寄せられていました。アンコ−ル曲が2曲演奏されましたが、最後は「スタンディングオベーション」で拍手が鳴りやみませんでした。感動と歓声の余韻は、何時までもカ−ネギ−・ホ−ルにこだましていました。
  夢の舞台のカ−ネギ−・ホ−ルで感動の演奏が終わり、宿舎に帰った出水中央高校の皆さんは、写真のように充実感に満ち溢れた素敵な笑顔でした。

◆写真:平成22年12月26日(日)午後11時40分(現地時間)
「カ−ネギ−・ホ−ル」の演奏を終えた出水中央高校吹奏楽部の31名と福島玲士先生
ヒルトン ニュ−ア−ク エアポ−ト ホテル:玄関ロビ−
※(カ−ネギ−・ホ−ルでの写真撮影は、許可者以外の撮影が禁止されているため、私は
  写真撮影ができませんでした。)



【第118回】1月5日、厳粛で整然と暖かみのあった出水市・成人式
[平成23年01月06日 00時20分]

  出水市の成人式は、1月5日(水)午前11時30分から1時間、新装になった出水市文化会館で行われました。
  今年の出水市の新成人は、620名でその中の532名が参加して行われました。成人になった皆さんは、久し振りに会う人も多いと思われて、懐かしそうに会話をしている風景があちらこちらで見受けられました。
  式典の前に小学校区毎に記念写真の撮影が行われました。
  式典では、開式のことば、国歌斉唱の後、渋谷俊彦市長の式辞、その後、祝辞が市議会議長、衆議院議員お二人の3名から贈られました。そして、記念品贈呈では、記念集合写真の目録が新成人代表の篠田綾華さんに渋谷市長から手渡されました。
  激励のことばで高尾野町青年団長の桐野貴広さんは、「@意志と権利を大切に、A夢や目標を大切に、B仲間を大切に」の3点を先輩として取り上げて力強く激励されました。
  次に、番外として、鹿児島県出身の歌手「AI」さんから出水の新成人の皆さんへの限定として、力強いメッセ−ジと歌がビデオで紹介され、会場からは大きな拍手でした。
  最後に新成人代表者謝辞として小田原良介さんは、「遠いシベリアから鶴が来るのは、出水には美しい自然と暖かい人がいるからです。今、鶴がインフルエンザに罹ってるのもいますが早く治って元気に北帰行することを祈っています。成人を迎えた私たちは、これから一社会人として努力し、お世話になった方々へ恩返しをしていきます。今日はありがとうございました。」と感謝の気持ちを心から素直に述べていました。
  そして、万歳三唱、閉式のことばで終了しました。
  1時間の式典は、新成人の出野絵美さんの優しい透き通った声の司会進行で進められました。手話通訳も入って進められました。そして、高校生クラブの出水高校・出水商業高校・出水中央高校の6名の皆さんも裏方として頑張っていました。
  私は、今年の成人式が厳粛で整然と進行したことを高く評価したいと思います。挨拶された方々は、新成人の皆さんの心に届く含蓄のある内容で、会場の皆さんも熱心に聞き入り、メモを取られる方も見受けられました。そして、会場内の来賓・保護者・一般の方々からも暖かい祝福の拍手が送られ、素晴らしい式典でした。 新成人の飛躍をお祈りします。

◆写真:平成23年1月5日(水)午後0時24分
中央は新成人代表者謝辞を述べる小田原良介さん、左の着物姿は司会の出野絵美さん
出水市文化会館



【第119回】大雪に見舞われた年末のニューヨーク 〜演奏後、大雪の中を宿舎へ〜
[平成23年01月06日 14時05分]

 年末の26日(日)、ニュ−ヨ−クを中心とする北米東部地方は、記録的な大雪に見舞われました。
 26日は、カ−ネギ−・ホ−ルでの演奏日です。宿舎で練習をして会場に着いてのは、昼頃でした。45分の車窓かりも吹雪が見ら、昼ごろニュ−ヨ−クの会場に着いた時は、一層吹雪が強くなっていました。
 午後から、カ−ネギ−・ホ−ルでリハ−サルを行い、午後8時40分からの本番が終わったのは、10時でした。
 午後10時半ごろ、カ−ネギ−・ホ−ルから一歩外に出ると、猛吹雪で、交通量も非常に少なくなっていました。
 私たちの宿舎に帰る大型バスは、車輪も見えにくいくらい、雪に埋まっていました。
 写真は、カ−ネギ−・ホ−ルを後にしてニュ−ヨ−クの中心部を宿舎へ向けて走行中のバスの車窓からの雪の状況です。
 私たちのチャタ−バスは、3台でしたが、どのバスも大雪対応のタイヤで雪の中でもスリップすることはありませんでしたが、大雪で大変でした。出水中央高校専用の3号車が無事ホテルに着いた時は、運転手の労をねぎらって、車内から大きな拍手が贈られました。運転手は右手を挙げて途中の苦労も忘れて、にこやかに応えておられました。麗しい一コマでした。
  なお、1・2号車の皆さんは、途中の大雪で、大型バスを押して動かすなどして約2時間遅れて到着しました。
  当日、ニュ−ヨ−クには大雪警報が発令され、ケネディ国際空港は26日夜、閉鎖されたと報道されていました。ホテル近くのニュ−ア−ク国際空港も銀世界となっていました。この大雪の模様は、日本でも報道されたようです。

◆写真:平成22年12月26日(日)午後10時40分(現地時間)
「カ−ネギ−・ホ−ル」の演奏を終えて宿舎のニュ−ア−クへ向かうバスの車窓から
ニュ−ヨ−クの中心街の大雪



【第120回】全日本選抜吹奏楽団、N・Yのカ−ネギ−・ホ−ルの演奏曲と指揮者
[平成23年01月08日 21時25分]

  平成22年12月26日(日)、午後8時40分からニューヨーク・カ−ネギ−・ホ−ルで、日米親善交流記念コンサ−トとして「全日本選抜吹奏楽団」の演奏が始まりました。
  オ−プニングは、遠山詠一先生の指揮で、@『祝典序曲』を力強く演奏しました。次のA『アメリカン・サル−ト』の2曲を指揮されました。続いて三浦徹先生は今回の演奏会で最も長いB『イギリス民謡組曲』を指揮されました。三人目の秋山紀夫先生はC『デリ−地方のアイルランド民謡』、D『サウンド・オブ・ミュジック・メドレ−』の2曲を指揮されました。
 そして、4人目の指揮の福島玲士先生はE『展覧会の絵より「キエフの大門」』と唯一の日本の曲のF『元禄』を担当されました。、続いて、ご当地のシメオン・ロ−リング先生は『ヴァルドレス行進曲』を指揮されました。最後の指揮は大滝実先生でH『アメリカ・ザ・ビュ−テイフル』、フィナ−レの曲のI『ロ−マの松より「アッピア街道の松」』の2曲を担当されました。以上、6名の指揮者によって10曲が演奏されました。
  観客は、演奏の曲が終わる毎に大きな拍手を贈れるのはもちろん、大きな声で歓声を上げておられました。指揮者の6名の交代、演奏者の位置の入れ替えもスム−ズでした。予定の10曲の演奏が終わると一段と拍手が大きくなって鳴りやまず、その上、スタンディングオベーションがありました。
 アンコ−ルでは、秋山紀夫先生が『デキシ−ランド・ジャズ』を軽快に指揮されると一段と大きな拍手と歓声が贈られました。その雰囲気は再度のアンコ−ルへとなり、遠山詠一先生が『星条旗よ永遠なれ』を指揮されると最高潮に達しました。
  アンコ−ルが2曲終わっても、拍手と歓声は、しばらく鳴りやみませんでした。・・・・。  
  このように、カ−ネギ−・ホ−ルの観客の皆さんに大変喜んでいただいた「全日本選抜吹奏楽団」の演奏に、私は、2階のボックス席で感動の涙となりました。
  時は、午後10時でした。

  6名の指揮者と89名の演奏者は、夢の舞台のカ−ネギ−・ホ−ルで両者の呼吸が一体となって混成バンドとは思えないほど美しいハ−モニ−を奏ました。会場のホ−ルは、天井が高く音響が素晴らしく、世界三大ホ−ルと言われているだけあって響きが円やかでした。

  観客席は2,804席、5階までありました。観客は、満席と予定されていました。当日は、大雪警報が発令され、交通遮断もあり、開催も危ぶまれるような大雪の状況でしたが、定員の約半分の1,400名程度(推定)と思われる観客がお越しくださいました。

演奏曲目(演奏順)と指揮者
@『祝典序曲』
A『アメリカン・サル−ト』
  指揮は遠山詠一先生(日本高等学校吹奏楽連盟理事長)

B『イギリス民謡組曲』
  指揮は三浦徹先生(国立音楽大学教授)

C『デリ−地方のアイルランド民謡』
D『サウンド・オブ・ミュジック・メドレ−』
  指揮は秋山紀夫先生(日本吹奏楽指導者協会名誉会長)

E『展覧会の絵より「キエフの大門」』
F『元禄』
  指揮は福島玲士先生(出水中央高校吹奏楽部顧問)

G『ヴァルドレス行進曲』
  指揮はシメオン・ロ−リング先生(アメリカ・コロンビア大学音楽科名誉教授)

H『アメリカ・ザ・ビュ−テイフル』
I『ロ−マの松より「アッピア街道の松」』
  指揮は大滝実先生(埼玉栄高校吹奏楽部顧問)

〜アンコ−ル曲 〜
@『デキシ−ランド・ジャズ』
  指揮は秋山紀夫先生(日本吹奏楽指導者協会名誉会長)

A『星条旗よ永遠なれ』
  指揮は遠山詠一先生(日本高等学校吹奏楽連盟理事長)
                                    以上全12曲

◆写真:12月26日(日)午後5時30分(現地時間) 
カ−ネギ−・ホ−ル正面玄関
※(カ−ネギ−・ホ−ルでの写真撮影は、許可者以外の撮影が禁止されているため、私は
  写真撮影ができませんでした。)



【第121回】無病息災を願って出水市石坂自治会の鬼火焚き
[平成23年01月08日 21時50分]

 出水市石坂自治会では、1月7日(金)午後5時から西出水・石坂の田圃で鬼火焚きが行われました。
  竹や木材などで作られた「やぐら」の点火が、浜川みるいさん(小学校1年生)・ゆあさん(幼稚園)の姉妹によって行われました。たいまつで点火をした二人は、「最初は怖いと思っていましたが、火をつけると燃え上がって嬉しくなりました。良い思い出になりました。」と満足そうでした。その後、お母さんと一緒に勢いよく燃え上がっていく鬼火に見入っていました。
  鬼火焚きは、無病息災を願って行われる伝統行事で、その年の幸福と健康をお祈りし,併せて鬼を追い払うという願いを込めて行われてきています。その火で「もち」などを焼き、一年の健康をみんなで願う行事とされています。
  石坂自治会の老若男女の皆さんは、「もち」を持って、鬼火焚きの火でそれぞれの手法で焼いておられました。その「もち」はその場で美味しく食べておられましたが、中には、焼けた「もち」を家に持ち帰って、家で無病息災を願いたいという姿も見られました。
  石坂自治会長中村正見様は、「石坂では、七草祝いの日に毎年行っています。無病息災を願うと同時にお互いに新年の挨拶を交わす場としても利用していただいています。」と述べておられました。
  鬼火焚きの火がほぼ燃え尽きた午後11時に役員を中心に10余名の方々は、手際よく後始末をされて帰宅されました。辺りには、霜が降りて真っ白でした。

◆写真:平成23年1月7日(金)午後5時19分
出水市:西出水・石坂の田圃



【第122回】舞台衣装と胸章=「日の丸」と「ALL JAPAN HIGH SCHOOL BAND」
[平成23年01月11日 10時25分]

 年末にN・Yのカ−ネギ−・ホ−ルで演奏の出水中央高校吹奏楽部も参加した全日本選抜吹奏楽団のシンボルとして配付されたのが、右の「胸章」(2.0p×2.8p)でした。
 演奏者は、「胸章」をユニフォ−ムに着装して演奏しました。白、又はオフホワイトのブレザ−の左胸に小さくても鮮やかに輝く「日の丸」、その下に記されているのは、写真のように所属を示す文字でした。「ALL JAPAN HIGH SCHOOL BAND」で、文字は小さくても非常に鮮明です。
 舞台衣装は、上が、@白、又はオフホワイトのブレザ−、A白いシャツ、B赤、又はエンジのネクタイ。下が、@黒スラックス、A黒靴下、B黒革靴、スカ−トの場合は黒のタイツでした。舞台衣装は高校生らしいシンプルなユニフォ−で、カ−ネギ−・ホ−ルの淡いクリ−ム色よりブレザ−は少し明るく、下のスラックスの黒とのバランスが一段と映えて見えました。
 今回のカ−ネギ−・ホ−ルの演奏をはじめ、全ての行動では、演奏者や指揮者、随行、スタッフの110名全員が写真と同じ「胸章」を着装しました。学校の制服着用が1高校のみで、私服の多い団体でしたので、特に、行動する場合は、お互いの目印となって良かったと思います。その上、アメリカの各地では、「From JAPAN」として見ていただきました。
 あれほど混雑していたN・Yのロックフェラーセンターの巨大なクリスマスツリーの見学でも「迷子」になった人がいなかったのは、「胸章」のお陰かも知れません。

◆写真:「胸章」(2.0p×2.8p)=「日の丸」と「ALL JAPAN HIGH SCHOOL BAND」
筆者のス−ツ着装の「胸章」を撮影



【第123回】出水市消防出初め式、9日(日)市総合体育館で実施
[平成23年01月11日 10時30分]

 「消したかな あなたを守る 合言葉」

 平成23年出水市消防出初め式は、ツルの鳥インフルエンザの影響で、従来の多目的クラウンドの式典・市中行進・一斉放水を取りやめて、9日(日)出水市総合体育館のみで行われまた。
 午前9時から行われた消防出初め式では、椎木副市長の開式のことばに始まり、国旗に注目、消防旗に敬礼、市長に敬礼と続きました。
 次に表彰式が行われました。
 先ず、消防庁長官表彰(永年勤続功労章)では、団本部副団長の安田悟様が受賞されました。
 次に、日本消防協会会長表彰(勤続章)では、団本部副団長の尾野島俊光様と団本部副団長坂木良次様のお二人が受賞されました。
 そして、鹿児島県消防協会総裁表彰22名、鹿児島県知事表彰26名、鹿児島県消防協会出水支部長表彰39名、市長表彰1名、団長表彰で団体5と個人26名でした。私は、多くの受賞者や受賞団員の皆様の努力を高く評価したいと思います。受賞の皆さん、おめでとうございます。
 次の市長式辞で渋谷俊彦市長は、「今年は鳥インフルエンザの影響で、市中行進・一斉放水を中止しましたので、ご理解ください。消防団員の皆様には市民の安全・安心という使命で大変お世話になっています。今後もどうぞよろしくお願いします。」と述べられました。
 そして、市議会議長あいさつ、来賓祝辞、祝電披露と続きました。
 団長謝辞で平井克也団長は、「今日の式典には、寒い中、多数のご来賓・ご関係者の皆様をお迎えして開催できましたことに心から感謝申し上げます。いつも消防団活動にご理解とご協力をいただき感謝いたします。これからも市民のために努力することを誓います。今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。」と力強く述べられまた。
 その後、国旗に注目、万歳三唱、団長に敬礼、消防旗に敬礼、最後に溝口教育長の閉式のことばで終わりました。
 私は、出初め式を初めて見学しました。多数の方々の表彰がありましたが、これは色々なことで努力、活動しておられる証拠だと思いました。また、私は、式典が厳粛で機敏で元気のよい掛け声での展開を随所にみて、気分の引き締まる清々しい気持ちになりました。そして、市民のために頑張るという雰囲気が漂ってくる大変頼もしさを感じ取れる出初め式でした。

◆写真:平成23年1月9日(日)午前10時26分
団長謝辞:壇上の渋谷俊彦市長へ謝辞を述べる平井克也団長(中央)
出水市総合体育館



【第124回】大雪に見舞われた年末のニューヨーク 〜歩行困難な道と半日観光〜
[平成23年01月13日 11時20分]

 年末の26日(日)、カネ−ギ−・ホ−ルで演奏した全日本選抜吹奏楽団の皆さんは、ニューヨークの大雪を体験しました。
 感動の演奏が終わって、外に出ると、辺りは驚くほど積もっている「大雪」でした。宿舎へのチャタ−バス3台の中、2台は大雪に阻まれ、全員が外に出て大型バスを押す場面もありました。そして、動き、ホテルにたどり着きました。
 その翌日の27日(月)、終日観光の予定でしたが、大雪で午前中バスの運行ができず、昼頃まではホテルの近くで雪合戦をしたり、雪ダルマを作ったりしてエンジョイしていました。午後からチャタ−バス3台でニュ−ヨ−クへ行き、観光とショツピングを楽しみました。
 自由の女神へは、当初は船で行く予定でしたが雪のためニュ−ヨ−ク側から眺望することになり、ハドソン川の一番眺望の良い場所へ行きました。その展望場所への移動の姿が上の写真です。雪が深く、歩行は非常に困難で、写真のバスから数十mしか離れていない展望場所への移動でも大変でした。写真の後方に「国旗」が見えますが、アメリカ合衆国では「国旗」がよく目に付きました。
 その後、国連本部前広場、マンハッタンの夕暮れと夜景を見学しました。
 途中、ス−パ−マケットでの買い物、初めて一人ひとりで食事を注文して食べるレストランへ行きました。皆さんは、買い物袋を下げ、それぞれ美味しそうに食事をしていましたので、「イングリッシュ」での会話が通じたようです。
 今回のニュ−ヨ−クの大雪は、自家用車は雪で埋まり、除雪された幹線道路以外は深い雪が道路を遮断しているなどの雪景色が印象的でした。
 宿舎のヒルトンホテルの近くのニュ−ワ−ク国際空港は、27日の終日、銀世界、日本へ向けての飛行機はキャンセルになったようです。
 大雪と寒風、南国育ちの出水中央高校の皆さんは、防寒対策は充分だったとはいえ、記憶に残る大雪と寒さを体験したと思われます。

◆写真:平成22年12月27日(月)午後2時20分(現地時間)
「自由の女神」のハドソン川岸の展望場所(台)へ
ニュ−ヨ−クの公園(バッテリ−パ−クと思われます)の歩道の大雪



【第125回】鹿児島のシンボル 〜桜島〜
[平成23年01月13日 12時20分]

 花は霧島 たばこは国分

   燃えて上がるはオアラハー 桜島


 この歌詞は、鹿児島県民謡の「おはら節」の一節です。

 桜島は、鹿児島市街地から錦江湾の向こうへ広がる雄大な活火山です。

 時たま、噴火をして火山灰を高く吹き上げている姿は、桜島の景観として観光客には驚きと雄大さで注目を集めています。

 桜島が噴火をして火山灰を高く吹き上げた時の風下は、その影響で傘をさしてたり、洗濯物が汚れたり、ホコリがみられたりして大変です。また、爆発によっては大きな被害をもたらすこともあります。

 桜島は、1914年(大正3年)1月12日の大噴火により大隅半島と陸続きとなりました。この大噴火の日の前後に毎年、「桜島火山爆発総合防災訓練」が行われています。今年は当日に当たる昨日(12日)行われました。最近も噴火は続いており、昨年の平成22年が観測史上、最も多い爆発を記録したと報道されています。

 このように光と影の部分がありますが、桜島は鹿児島のシンボルであることには、間違いありません。

 鹿児島市が、イタリアのナポリと1960年以来姉妹都市提携を結んでいるのは、鹿児島の「桜島」(北岳:標高1,117m)とナポリの「ベスビオス火山」(標高1,281m)との地形が類似いていることからだと言われています。姉妹都市から鹿児島中央駅から桜島方向へ向かう道路に「ナポリ通り」と命名され、ナポリ市内には鹿児島通り(via Kagoshima)があるといわれています。

 私は、用事があって1月10日(祝)、鹿児島市を訪れました。快晴の中に、あまりもの美しい〜桜島〜にみとれてしまいました。桜島に近い、海岸近くのドルフィンポ−トの2階から写したのが、ここに掲載の写真です。

◆写真:平成23年1月10日(祝)午後3時19分 
桜島
鹿児島市:海岸近くのドルフィンポ−トの2階から



【第126回】ニューアーク国際空港で帰国を待つ出水中央高校吹奏楽部員
[平成23年01月14日 10時00分]

  「ニュ−ヨ−ク・カ−ネギ−・ホ−ル日米親善記念コンサート」に参加した全日本選抜吹奏楽団の総勢110名の皆さんは、ニューアーク国際空港で帰国の飛行機への搭乗案内を待っています。
 ニューアーク国際空港から成田国際空港への出発は、年末の12月28日(火)定刻午前11時10分の予定が、大雪の影響で1時間40分遅れの12時50分へ変更されました。
 写真は、出国手続きを終えて、ニューアーク空港の出発ゲ−ト前で飛行機への搭乗案内を待って、一休みしている出水中央高校吹奏楽部の皆さんです。後方は他校の皆さんです。
 出水中央高校吹奏楽部の皆さんは、12月23日(祝)、早朝7時に鹿児島空港に集合してから1週間近くになります。緊張と寒さの連続で疲れもビ−クに達していると思われますが、いつもの@笑顔、A元気なあいさつ、B機敏な行動などを活かして元気です。そして、部長の勘角知子さん(Tb.2年生)、副部長の神宮司眞彩さん(Ob.2年生)を中心として、部員がよくまとまっている姿が随所にみられました。
 出水中央高校吹奏楽部の皆さんは、他校の皆さんと一緒に、夢のカ−ネギ−・ホ−ルで素晴らしい演奏ができたこと、憧れの世界の大都市ニュ−ヨ−クで観光ができたこと、10年に一度とも言われいるニュ−ヨ−クの大雪などを体験することができました。皆さんは、これらの沢山の「おみやげ」を持って全員が無事に帰国できることに、最高の幸せを感じているものと思われます。

◆写真:平成22年12月28日(火)午後0時19分(現地時間)
ニューアーク国際空港:成田国際空港への出発ゲ−ト前
出水中央高校吹奏楽部の皆さん、後方は他高校の皆さん



【第127回】私の大好きな、「日曜日、お昼のNHKのど自慢」
[平成23年01月17日 08時08分]

 私は、いつ頃からだったか、はっきりは憶えてはいませんが、昔から、「日曜日、お昼のNHKのど自慢」が大好きで、特に、何かがない限り何時も観ることにしています。
 1月9日(日)の今年の最初の放送は、鹿児島県志布志市からで、ゲストに橋幸夫・水森かおりさんでした。
  出演の20組の皆さんは、松本和也アナの巧みな話術でそれぞれに出演の想いがあることを述べておられます。そして、全員が想いを込めて唄っておられます。
  志布志市からの放送の中で、私の想いとダブル場面があり、感動してしまいました。その歌は「ひとり薩摩路」でした。出演者は「母が、亡くなるまで、『ひとり薩摩路』をよく書いて覚えようとしていました。3年前に亡くなり、その気持ちを込めて唄いました。」と。・・・。私は3年前に妻を亡くしました。亡くなるまでカラオケで私によく教えてくれたのが「ひとり薩摩路」でした。「・・・出だしは、もう少し軽やかに・・・。」などと。私は「ひとり薩摩路」をよく唄いますが、その度に在りし日の妻を想い出しています。当日、ゲストとして水森かおりさんもおられたので、私の心をより一層、動かしてしまいました。
  毎回、各地の老若男女の方々が、自分の想いを唄に乗せて表現しておられます。今回の「ひとり薩摩路」には、その想いをお聞きして一段と感慨してしまいました。私は毎回20組の出演者の想いを聞き、私の気持ちを喜ばせたり、悲しませたり、楽しませたりする曲が多いのです。
  私は、「お昼のNHKのど自慢」の時間帯を出来るだけテレビが観れるようにと昔から心掛けています。次回の放送は、1月30日(日)で、2週間飛ぶのが残念ですが、その間の都道府県対抗駅伝大会を応援し、3週目の千葉県野田市民文化会館からの放送を楽しみ待ちたいと思います。

◆写真:平成23年1月10日(祝)午後3時25分 
鹿児島市:NHK鹿児島放送局(会館)



【第128回】深夜帰着、寒風にも暖かく出迎えの出水中央高校吹奏楽部の保護者
[平成23年01月18日 14時20分]

  出水中央高校吹奏楽部の皆さんは、ニュ−ア−クからの国際便の遅れで、保護者の出迎えの多かった鹿児島空港近くのホテルの駐車場に着いたのが、30日(木)の深夜、午前2時15分でした。
  「ニュ−ヨ−ク・カ−ネギ−・ホ−ル日米親善記念コンサート」で全日本選抜吹奏楽団員の一員として参加した出水中央高校吹奏楽部の皆さんの利用国際便は、ニュ−ヨ−ク付近の大雪の影響でニュ−ア−ク国際空港を約1時間40分遅れて出発しました。その影響で、羽田発の鹿児島便に搭乗できずに福岡空港へ向かいました。
  福岡空港からは、貸し切り深夜バスで九州自動車道路を南下して、鹿児島空港・出水へ向かいました。その間、生徒の皆さんは、都合の良いインタ−で保護者に出迎えていだいくことになりました。先ずは、益城(熊本空港)、次に御船、人吉、そして、鹿児島空港の順に停車しました。
 大半の保護者の方々が出迎えをされた鹿児島空港近くのホテルの駐車場に到着したのは、30日(木)の深夜、午前2時15分でした。当初の予定の鹿児島空港着は、29日(水)の夜8時50分でした。
 保護者の方々は、大半の方々がそのまま空港近くのホテルの駐車場に待機され、深夜にもかかわらず出迎えてくださいました。そして、写真の横断幕で労をねぎらっていただきました。深夜で非常に寒い時でしたので簡単なあいさつに留め、家路へとなりました。
  残り数名は、学校までそのまま貸し切りバスで向かい、学校近くの広場に午前3時40分に到着しました。
  アメリカからの遠距離帰国の後、深夜のバスでしたが生徒の皆さんは、全員元気でバスを降りると、気持ちよく保護者の皆さんと帰国のあいさつを交わしていました。
 緊張と寒さと遠距離の中、ご苦労様でした。

◆写真:平成22年12月30日(木)午前2時15分
鹿児島空港ホテル駐車場
カ−ネギ−・ホ−ル演奏を祝う出水中央高校吹奏楽部保護者の皆さんの横断幕



【第129回】1月20日(木)、1年で最も寒い時期と言われている「大寒」
[平成23年01月20日 13時15分]

 今日、1月20日(木)は、1年の中で最も寒い時期と言われている「大寒」です。
 出水地方は、非常に寒い朝を迎えました。午前8時過ぎ、米ノ津川の広瀬橋下流の親水河川敷広場から川面をみると鳥が1羽、目に入りました。前方の紫尾山方向を見ると斜面に白いものが見えます。先日の残雪でしょうか。河川敷の気温は3℃でした。
 出水地方の寒さは、大晦日の大雪、1月16日(日)の雪、今季は今までに2回の銀世界を記録するなど寒い日が続いています。今季の寒さは、本当に厳しく感じてなりません。
 「大寒」は、二十四節気の1つで、寒(小寒〜春分前日)の中日で、一年で最も寒い時期と言われています。これかも暫くは、寒い日が続くでしようが、2月4日の「立春」ごろには寒が緩み、春の訪れを感じるようになると思われます。
 私は、今日の「大寒」の寒さをはじめ最近の寒さを、「移り変わり行く季節感を味わう」という気持ちをもって、乗り気りたいと思っています。

◆写真:平成23年1月20日(木)午前8時16分
出水市米ノ津川、広瀬橋下流の親水河川敷広場から



【第130回】今日は1月21日、九州新幹線全線開業まで、あと50日
[平成23年01月21日 10時30分]

 今日は、1月21日、九州新幹線全線開業まで、あと50日となりました。
 地元の出水駅のカウントダウンボ−ドは、全線開業まで、「あと50日」に変わりました。いよいよカウントダウンです。
 鹿児島中央駅−新大阪駅を直通で結ぶ新幹線は、「みずほ」・「さくら」のダイヤ・運賃ともに発表され、開業への機運が高まってきています。
 鹿児島中央駅と新大阪駅を直通で結ぶ列車は、最短3時間45分の「みずほ」の上下各4本。その4本を含んで上り14本、下り15本の計29本です。
 出水駅は、新大阪駅直通列車「さくら」の停車が、下記のように、上り1本、下り2本の計3本です。
 開業に向けて出水駅は、出水駅東口一帯の整備や出水駅−長島・藏之元港を結ぶシャトルバスの運行が始まっています。 
 3月12日(土)、午前11時03分、新大阪駅からの新幹線直通列車「さくら」は、「世紀の歴史を乗せて」出水駅に到着します。私は、4時間13分で到着する「さくら」の雄姿を今から楽しみに待っています。

                           記


新幹線  出水駅〜新大阪駅直通「さくら」   出水駅発着 ←→ 新大阪駅発着のダイヤ

・上り(1本)
出水駅発     新大阪駅着   
 18:35  →  22:49   

・下り(2本)
新大阪駅発   出水駅着(川内駅への発車時刻です)  
  6:50  →  11:03   
 16:59  →  20:54   


◆写真:平成23年1月21日(金)午前9時30分
出水駅:カウントダウンボ−ド、九州新幹線全線開業まで、「あと50日」



【第131回】成田〜ニューアーク、快適な約12時間半の空の旅】
[平成23年01月23日 13時30分]

 Continental AirLinesのB777-200機は全日本選抜吹奏楽団の総勢110名が、成田国際空港〜ニューアーク国際空港間を往復利用した飛行機です。
 年末の12月24日、成田国際空港を夕方17:45に飛び立った飛行機は、ニューアーク国際空港に24日、14:10分(日本時間25日、06:10分)に定刻より10分早く到着しました。12時間25分の飛行時間でした。
 私は、機中で退屈するのではなかろうとの不安で一杯でした。
 ところが、搭乗した飛行機には、写真のように電光掲示のパネル板が全座席とも座席の前に設置されていました。このパネル板で私は、退屈が解消されたのです。
 このパネル板(11p×19p)は、飛行機の位置や時刻など乗客の求めたい資料を刻々と刻み、提供してくれるのです。その上、チャンネルを切り替えると、音楽やゲーム、映画など個人で自由に操作できるようになっていました。
 長時間のフライトでしたが、照明を夜間用にしている機内で、電光掲示のパネル版を、私は、今、アラスカの上空だ、機外気温が五大湖の上空では−77゜F(−25℃)ですごい寒波だ、ニューアーク国際空港にもうすぐ着陸だなどと思いながら興味津々な気持ちで見ていました。また、ジャズに切り替えたり、映画に切り替えたりして楽しみました。時には、睡眠をとったりして、時間を過ごしました。
 そして、2回の機内食とおやつタイムもあり美味しくいただきました。幸いにも、機体の揺れもほとんどなく、12時間25分間の空の旅を快適にフライトすることができました。
 なお、帰国の機中は、達成感、充実感、そして、昭和56年(1981年)以来のニューヨークでの想い出など、今回の演奏・観光などを振り返りながらの充実したフライトでした。

◆写真:平成22年12月24日(金)午後11時(日本時間)
成田国際空港 → ニューアーク国際空港飛行中(アラスカ上空に近づいています)
Continental AirLines  CO−008便:電光掲示のパネル板



【第132回】新春を飾る三沢あけみオンス−テジ、「島のブル−ス」に酔う
[平成23年01月24日 09時30分]

   三沢あけみ『島のブルース』             
1 奄美なちかしゃ 蘇鉄のかげで
  泣けばゆれます サネン花ヨ
  ながい黒髪 島むすめ 
  島むすめヨ

 私は、平成6年4月から3年間、奄美大島の高校に勤務しました。それ以来、『島のブルース』が大好きになって、今でも唄い続けています。
 1月23日(日)、昼・夜2回にわたって新装になった出水市文化会館で、新春を飾る「三沢あけみオンス−テジ」が行わました。
 「島のブルース」は、昭和38年(1963年)に大ヒットし、第5回日本レコード大賞新人賞を受賞、その年の第14回紅白歌合戦での演奏曲だそうで、三沢あけみさんご自身も代表曲の中の代表ということで非常に大事にされていることが分かりました。
 当日は、数多くの曲が披露されましたが、特に『島のブルース』は、私の大好な曲ですので、1番〜4番まで身を乗り出して聴きました。その上、4名による踊りも付けられていましたので、奄美の3年間の生活が想い出され、より一層『島のブルース』に吸い込まれてしまいました。
 今回は、三沢あけみさんの芸能生活50周年の今、メリハリのある歌心をタップリと披露されました。次の3曲には地元の方々の踊りも添えられて一段と奥の深い舞台になりました。『島のブルース』には、西絹子・園畑悦子・坂本和枝・本田愛子さん、『アリュ−シャン小唄』には、光華緑宝・光華旭宝・光華宝広さん、『熱海妻』には、藤間恋樹さんでした。
 当日の新春を飾る三沢あけみショ−では、第3部の三沢あけみオンス−テジの前に、第1部で「劇団まなづる」による創作劇おつるが約30分上演されました。第2部で地元の方々の舞踊や歌などが11組ありました。第1部・第2部は、別にまとめてこの「コラム紫尾山」に掲載することにしています。 
 私は、夕方5時30分から始まった夜の部の第1部から3時間余り鑑賞しました。
 当日は、司会の薩摩の重ちゃんと三沢あけみさんとの巧みなト−クもあり、楽しい展開でした。私は、私の大好きで三沢あけみの大ヒット曲『島のブルース』など多くの曲が披露された「新春を飾る三沢あけみオンス−テジ」に酔ってしまいました。

◆写真:平成23年1月23日(日)午後8時06分
三沢あけみオンス−テジ:『島のブルース』の場面(踊りは4名でした) 
出水市文化会館



【第133回】新春三沢あけみショ−、「劇団まなづる」や「舞踊」、「歌」に熱演
[平成23年01月25日 12時35分]

 新春の1月23日(日)、昼・夜2回にわたって新装になった出水市文化会館で新春を飾る「三沢あけみショ−」が行わました。
 「三沢あけみショ−」では、第3部の「三沢あけみオンス−テジ」の前に、第1部で、「劇団まなづる」による創作劇、第2部で地元の方々の舞踊や歌などが11組(昼の部は10組)ありました。
 私は、夕方5時30分からの夜の部を最後まで全て鑑賞しました。
 第1部と第2部は、お習い事として、趣味として、取り組んでおられる方々のス−テジでしたが、それぞれに味わいのある内容で楽しい展開でした。
 第1部の「劇団まなづる」は、「創作劇おつる」を、演出:鳴海真一様、脚本:通畠義信様、効果:窪誠様の3名と8名の出演者(鳴海ひとみ・藤野基・樋口周一・山元悦子・坂上ナミエ・前田寿美子・常本絹子・川内龍司様)によって、およそ30分の熱演でした。演技も舞台装置も効果音等も全てにプロの劇団を思わせるような素晴らしい展開でした
 第2部は、「歌と踊りの祭典」のス−テジで、舞踊は6組、歌は5名でした。舞踊は、藤間仁志樹社中から2組(平崎騎士様)・(ぼん太ちゃん(中川好子様))、光華流社中から2組(磯畑とも子・折田正子・松下ユミ子・野添咲子様)・(光華緑宝・光華旭宝・光華宝広様)、花柳昭素女社中から2組(町口真奈美・町口美咲・町口和奏・村上葉津美様)・(花柳昭素弥様)の6組でした。演技も舞台衣装も素晴らしく、その上、新装、間もない文化会館の照明も鮮やかで一段と格調高い演技を鑑賞することができました。特に、最初に登場の平崎騎士さんは、小学校3年生で曲目が三沢あけみの「明日はお立ちか」でした。小学校3年生とは思えない演技に大きな拍手が贈られました。
 歌は、5名で森山ユミ様「女の波止場」、宇都剛毅様「北海の月」、楢木よしえ様「母恋鴉」、山下孝様「雪次郎鴉」、先立和代様「梅川」でした。5名の出演者は、よく練習がされていて文化会館一杯にコダマする歌声でした。特に、最後に登場の先立和代さんは、「梅川」を熱唱され、観客からその熱唱に大きな歓声が贈られました。
 なお、昼の部の歌では、4名が出演され、昼夜出演の楢木よしえ様「昼・お初」以外は、猿渡貞子様「汐風の歌」、岩崎望様「ありがとう感謝」、ゆみ&まゆ様「待つわ」が熱唱されました。昼・夜の部で出演者の異なるのは歌の部だけでした。
 私は、第1部と第2部で地元の皆さん方の素敵な演技を鑑賞して、出水の素晴らしい文化を垣間見ることができました。出演者の皆さんへ大きな拍手をお贈りします。ありがとうございました。

◆写真:平成23年1月23日(日)午後5時51分
「劇団まなづる」の「創作劇おつる」の1場面 
出水市文化会館



【第134回】カ−ネギ−・ホ−ル成功の秘訣 〜演奏者・指導者・MCECの偉大な力〜
[平成23年01月27日 09時45分]

 昨年末の「ニュ−ヨ−ク・カ−ネギ−・ホ−ル日米親善記念コンサ−ト」の全日本選抜吹奏楽団の演奏は、素晴らしさの一言に尽きます。
 その秘訣は、次の3者が一体となって努力された偉大な結果だと思います。

@演奏者の頑張りです。
 演奏者は、出水中央高校(31名)、埼玉栄高校(36)、愛媛県立北条高校(8)、宮城県聖和学園高校(3)、福岡県立直方高校(6)、福岡県刈田中学校(2)、現役の先生方(3)の総勢89名によって構成されていました。3名の先生方は、幸多優先生(鹿児島市立玉龍高校教諭)、熊澤直行先生(北海道利尻富士町立鬼脇中学校教諭)、町屋朱美先生(福岡県刈田中学校教諭)でした。89名は、中学生から現役の先生方、6つの高校と1中学校の混成でした。最初の練習では、どうなるかと思いましたが、そこは実力者揃いの集団、上達の早さを見せつけられました。

A指導の先生方の頑張りです。
 指導の先生方は、指揮者をされた、遠山詠一先生(日本高等学校吹奏楽連盟理事長)、三浦徹先生(国立音楽大学教授)、秋山紀夫先生(日本吹奏楽指導者協会名誉会長)、福島玲士先生(出水中央高校吹奏楽部顧問)、シメオン・ロ−リング先生(アメリカ・コロンビア大学音楽科名誉教授)、大滝実先生(埼玉栄高校吹奏楽部顧問)の6名と、他に、全て同行されて指導された、高橋直道先生(元愛媛県立元伊予高校)、草野知一郎先生(福岡県立直方高等学校)、湖東秀之先生(静岡県浜北吹奏楽団常任指揮者)、宍倉晃先生(埼玉栄高校トレ−ナ−)の4名の先生方です。そして、演奏しながら指導もされた3名の先生方(@に記載)、結局13名の先生方のご指導は、誠に見事でした。

B企画・実行で主催の日本高等学校吹奏楽連盟と旅行手配MCECの頑張りです。
 日本高等学校吹奏楽連盟からは、理事長で指揮をされた遠山詠一先生が引率されました。旅行手配の潟Gムセック(MCEC)インタ−ナショナルは、海外音楽演奏旅行に特化した専門旅行会社です。そこからは、横瀬静伸局長や丸尾直史コンサ−トマネ−ジ−ャ−を含めて5名のスタッフが日本から引率され、本番・練習・輸送・宿舎・観光など各分野で必死でした。特に、ニュ−ヨ−クの大雪で輸送等でも頑張っておられました。そして、出水中央高校の福岡空港へ予定変更時にMCECの増田恵子さんは、福岡空港まで随行され空港で貸し切りバスを寒風の中で見送られたのが印象的でした。

 私は、物事の達成のため真剣に真面目に努力することの尊さを今回のことで、より一層学ぶことができました。3者の偉大な力に、私は、驚くばかりでした。

◆写真:平成22年12月24日(木)午前10時45分
ホリデイイン成田 バンケットル−ム
秋山紀夫先生(日本吹奏楽指導者協会名誉会長)のご指導中(指揮をされています)



【第135回】新燃岳の噴煙、27日午後、出水からも鮮明に観測
[平成23年01月30日 10時57分]

 霧島山脈の新燃岳(1,421m)は、今日(27日)午後3時31分、爆発的噴火をしたということで、出水からも写真のように、はっきりと見ることができます。
 出水市の国道328号バイパスのおれんじ鉄道の陸橋を午後5時過ぎ、自家用車で通っていると東の方向に、もくもくと噴煙が上がっているのに気付きました。
 新燃岳は、昨日噴火し、噴煙が夕方には2,000mに達したと報道されていました。平成20年(2008年)8月に噴火して以来、断続的に噴火を繰り返しているようです。
 入山規制(噴火警戒レベル3)が出されています。付近の通行等には、指示従って充分気をつけてほしものです。

◆写真:平成23年1月27日(木)午後5時25分
出水市:向江町の水田地帯から 



【第136回】道の駅黒之瀬戸「だんだん市場」、“いけすのある物産館”として人気
[平成23年01月30日 11時00分]

 昨年2月に開店した黒之瀬戸「だんだん市場」は、人気があって、連日多くの買い物客で賑わっています。
 ここの人気の秘訣の一つには、新鮮な「魚」が多いことにあるようです。そこで、私は、“いけすのある物産館”の魅力について取り上げることにしました。
 「いけす」には、萬サバやアジ、ブリ、アラカブ、伊勢エビ、イカ、タコ、鯛など所狭しと泳ぎ回っています。その泳いでいる魚は、その場で直ぐ「さばいて」もらえるので気軽に購入できるのも人気があります。私は、先日、殻つき「牡蠣(カキ)」を買って家で食べました。食べ方は、蒸して、殻が少し開いたら箸などで開けて中の実を食べるると「これは美味い」と思いました。また、「生うに」もあります。中の実だけを取り出し、塩水に浸して200グラム入りの容器に詰めて販売されています。晩酌の肴には贅沢ですが高級な珍味としていただきました。そして、香りの良い「あおさ」は、味噌汁や佃煮として食べました。美味しかったです。乾物も多く取り揃えられています。私は、優れた漁場を持つ長島の魅力が一杯溢れている感じがします。
 だんだん市場の磯永秀生社長は、「昨年2月に開店しましたので、間もなく開店1周年になります。お客様のニ−ズに応えられるように、品物の選定等に心掛けています。多くのお客様に屋号と同じ『だんだん(ありがとうございます)』の気持ちで感謝しています。」とコメントされました。
 私は、「だんだん市場」には、長島のいろいろな物が販売されていて、見て回るだけでも退屈をしない物産館で、長島を訪れる度に立ち寄っています。

○場所・営業時間等
 出水郡長島町山門野4093  電話:0996−65−2222
 営業時間: 午前9時〜午後6時
 定 休 日: 1月1・2日(年2日間)

◆写真:平成23年1月29日(土)午前11時55分
黒之瀬戸「だんだん市場」内の「いけす」 



【第137回】出水市・味処「あしきた」、「豚足」と「イカめし」の美味
[平成23年01月30日 11時30分]

 私は、出水市上水流の味処「あしきた」で、美味しい「豚足」と「イカめし」に巡り会いました。
 
 「豚足」は、充分に時間を掛けて料理されていて、食べていると豚肉が口の中でトロケル味でした。今回は、1個だけ食べましたが、何個でも食べてみたいという気になってしまいました。

 「イカめし」は、イカの中に餅米をつめ、イカの足やその他の具も一緒に入れて料理されていました。その味は、イカと餅米と具が一体となっていて、食べていると風味があって何とも言えない美味しい味でした。

 私は、1月29日(土)午後6時30分、数名の友人と初めて味処「あしきた」を尋ねてみました。その場所は、出水市街地から少し離れている場所で、出水の奥座敷とも言える場所でした。料理も美味しく静かで雰囲気の良い店でした。当日は、小雪の舞い散る天気で、いつもより一層静かな夜だと思われました。

 私は、刺身やエビの塩焼きなどを味わう中で、「豚足」と「イカめし」に巡り会ったのです。美味しい料理をいただきながら、杯を交わし、楽しい語らいをしている中、何と9時30分にもなっていました。また訪れてみたいと思いつつ、家路につきました。

○場所
 出水市高尾野町上水流965  電話:0996−82−3923

◆写真:平成23年1月29日(土)午後8時15分
出水市:上水流の味処「あしきた」 



【第138回】出水地方、1月31日(月)、今季3度目の銀世界
[平成23年01月31日 11時00分]

  出水地方は、今朝(1月31日)、銀世界となりました。

  29日から小雪が舞い、寒い日が続いていましたので、積雪が予想されていました。
  西出水の国道504号は、写真のようになっており、車の運転もスリップに注意しながらの慎重な運転です。
  今季の出水地方の雪景色は、大晦日の31日と1月15日に続いて3回目になります。

  出水地方の市街地の積雪は、今季以前の最近では、平成22年1月13日、平成17年12月ですので、1シ−ズンに3回とは珍しいと思われます。

  まだ、当分寒さが続き、降雪も予想されます。寒さと雪対策には充分に配慮しながら、この冬の寒さと雪を乗りきりたいと思っています。

◆写真:平成23年1月31日(月)午前8時
出水市西出水町:雪と国道504号



【第139回】「ニュ−ヨ−ク・カ−ネギ−・ホ−ル」演奏の掲載終了に当たって
[平成23年01月31日 20時50分]

  私は、全日本選抜吹奏団の皆さんの「ニュ−ヨ−ク・カ−ネギ−・ホ−ル日米親善記念コンサ−ト」での演奏や関連事項を取り上げて、この「コラム紫尾山」に掲載してきました。
  今回は、掲載の最後として、思いを込めて、まとめとして述べてみたいと思います。

 演奏は2010年(平成22年)12月26日(日)午後8時40分〜10時、ニュ−ヨ−ク・カ−ネギ−・ホ−ルで約1,400名(推定)の観客を前に全12曲(アンコ−ル2曲を含む)演奏しました。

  混成による89名の演奏が、こんなに上達したのは、最高の演奏をしたいという強い信念の持ち主たちの集団だったからです。演奏力に長けている皆さんは、指導者に耳を傾け、必死に取り組みました。その姿が随所に発揮されて、美しく、頼もしく見えてなりませんでした。

 指導される先生方は、限られた時間内でどう指導するかを真剣に吟味して取り組んでおられました。指揮者の6名の先生の他に同行された4名の先生方、そして演奏もされた3名の先生方の13名は、「至高の演奏」を目指して必死でした。先生方の素敵な指導術によって、みるみる中に上達してきたのは確かでした。

 旅行業者エムセック(MCEC)の企画・立案、そして、現地との細部にわたる打ち合わせなど専門業者とはいえ、行動の指示が的確でスム−ズな動きができました。素晴らしいと感じました。

 演奏会の当日は、外の記録的な大雪の中で演奏した皆さんの熱演は、アメリカの、ニュ−ヨ−クの吹奏楽ファンの皆さんの心に届く演奏でした。各曲とも、演奏が終わる毎に、歓声や拍手など熱烈な声援が贈られていたからです。観客は、予定では、満席とのことでしたが、開催さえ危ぶまれる大雪の中、5割程度の約1,400名(推定)の方々がお越しになりました。演奏会のことは、ニュ−ヨ−クの邦字新聞「日刊ディリ−サン」の12月20日付に囲み記事(10.5p×11p)として掲載されていました。そのこともあってか、全日本選抜吹奏団の人気が非常に高いことが分かりました。
  私は、世界の三大ホ−ルとして著名なカ−ネギ−・ホ−ルでの高校生とは思えない素晴らしい演奏と雰囲気に感動して、涙してしまいました。

  ホ−ルで次に演奏されるビッグバンドNew York Jazz Academy Ensemble and Chorusの皆さんは、舞台裏の通路で私たちに暖かい眼差しであいさつをされました。その中のお一人で日本の女性の方は、私に、「高校生とは思えない素晴らしい演奏でした。感動の連続でした。」と話し掛けてくださいました。嬉しいコメントでした。

 演奏をした皆さんは、あの感動をこれからの吹奏楽に、高校生活(中学生活・教師生活)に、人生に大いに活かしてほしいと思います。
 そして、指揮をされた先生方、随行された皆様、あの素晴らしかった演奏を良い想い出として、これから活かしていきたいものです。

 私は、「ニュ−ヨ−ク・カ−ネギ−・ホ−ル日米親善記念コンサ−ト」の演奏等に関する記事をこのコラム紫尾山に、【第99回】を最初として、今回の【第139回】まで16回掲載してまいりました。今回の掲載で終了いたします。
 アクセスをしてご覧くださいました皆様、どうもありがとうございました。    【完】  


◆写真:平成22年12月26日(日)午前11時55分(現地時間)
吹雪の舞うニュ−ヨ−ク、カ−ネギ−・ホ−ルに演奏のため到着
(カ−ネギ−・ホ−ル外壁工事中のため外枠に注意)
※(カ−ネギ−・ホ−ル内での写真撮影は、許可者以外の撮影が禁止されているため、私は写真撮影ができませんでした。)



【第140回】サッカ−アジア・カップの4度目の優勝に学ぶ
[平成23年02月02日 01時00分]

 サッカ−アジア・カップの日本代表の4度目の優勝、おめでとうございます。
 今回のサッカ−アジア・カップは、日本代表のW杯南アフリカ大会の試合の感動から、サッカ−に対する興味・関心が高まってきており、テレビで観戦しました。内容は、期待以上で多くのことを学ぶことができました。

 私は、特に、接戦だった地元の準々決勝のカタ−ル戦、そして、準決勝の韓国戦、決勝のオ−トラリア戦を見ながら各試合とも素晴らしい戦いをした選手団だと思いました。予選リ−グを含めた激戦の中から多くのことを学ぶことができましたが、特に、3点取り上げてみました。

 その1、最後まで諦めない姿勢に学ぶ。
 →2試合で退場者を出し、一人少ない中で諦めないで最後まで頑張って勝ちました。

 その2、ベンチスタ−トの選手に学ぶ
 →優勝を決めるボレ−シュ−トを放った李選手をはじめ、岡崎選手や伊野波選手、細貝  
  選手などはベンチスタ−トで活躍しました。控え選手は、何時でも試合に出れる準備を
  していたという意識の高かさがあったようです。

 その3、アルベルト・ザッケロ−ニ監督に学ぶ。
 →選手の特徴をよく把握して、大事な場所で選手交代を行い、その選手が活躍していま
  した。優勝後の選手と監督との姿をみていると監督と選手の信頼関係が非常に大きい
  ことを見ることができました。

○試合結果
1月 9日 日本 1−1 ヨルダン
  13日 日本 2−1 シリア
  17日 日本 5−0 サウジアラビア

  21日 準々決勝:日本 3−2 カタ−ル
  25日 準 決 勝:日本 2−2 韓国 
             延長(0−0)PK(3−0)
  29日 決  勝:日本 1−0 オ−ストラリア
             延長(1−0)



【第141回】節分 〜福は内、鬼は外〜
[平成23年02月03日 12時20分]

 今日は、2月3日(木)、「節分」です。そして、旧正月に当たります。おめでとうございます。

 今日の出水地方は、午前11時半の気温が11℃を記録し、春の香りが感じられるようになってきています。

 今朝、我が家では「福は内、鬼は外」と唱えながら豆まきをしました。今夜は、「イワシ」と「恵方巻」を食べようと思っています。

 「節分」と言えば、「豆まき」ですが、それは、豆が鬼の目を打つ「魔目」であり、魔を滅する「魔滅」にも通じるといわれています。そして、悪霊や災難を豆の力で追い払い、福を招こうという伝えがあります。
 また、「イワシを食べる」の伝えもあります。それは、邪気を払うためにイワシの頭を門口にさした習慣に由来し、イワシを焼く激しい煙と臭いで邪気を追い払うところに起因するようです。
 そして、「恵方巻を食べる」の教えもあります。それは、節分の夜に、その年の恵方に向かって目を閉じて一言も喋らず、願い事を思い浮かべながら太巻きを丸かぶりする。福を巻き込む意味もあるとも言われています。今年の恵方は南南東です。

 季節の節目の「節分」の日に「豆まき」や「イワシを食べる」、「恵方巻を食べる」という我が国の伝統行事は、健やかに暮らすための教えと伝えられています。
 私は、「節分」の伝統行事に接し、「節分」の願いを胸に、我が家へ多くの福を呼び込みたいと思っています。

◆写真:平成23年2月3日(木)午前8時15分
出水市:五万石町の自宅にて



【第142回】立春 〜もうすぐ春ですね〜
[平成23年02月04日 13時25分]

 今日は、2月4日(金)、「立春」です。

 「立春」の出水地方は、写真でもお分かりのように、ようやく春の訪れを感じるられるようになってきました。

 今朝の出水地方は、午朝9時30分で7℃を示しており、最高気温が13℃と予想されています。今季の出水地方は、大雪が3度もみられたように非常に寒い冬でした。立春の今日は、暖かさが感じられ、〜もうすぐ春ですね〜 と表現しても過言ではなく、暦どおりの季節の訪れが感じられます。

 「立春」は、『暦便覧』によりますと、「春の気立つを以って也」と記されています。
その書の解説では、「大寒から立春までは、一年のうちで最も寒い季節であり、立春を過ぎると少しずつ寒さが緩み始め、春の気配が忍び入ってくる」とされています。
 冬至と春分の中間に当たり、「立春」から立夏の前日までが春となります。暦の上では、この日が寒さの頂点となり、翌日からの寒さを「残寒」又は「余寒」と呼んでいます。
 そして、立春から春分の間に、その年に初めて吹く南寄り(東南東から西南西)の強い風を「春一番」と呼び、2回目、3回目を「春二番」、「春三番」と呼んでいます。移り変わりゆく季節の早さを思うと、もうすぐ「春一番」が吹くかもしれませんネ。

 「春夏秋冬」の季節感が漂っている出水で生活している私は、季節毎の風情を味わいながら、寒暖に耐えて、前向きに進んでいきたいと思っています。

◆写真:平成23年2月4日(金)午前9時30分
出水市:出水養護学校近くの菜の花(前方の白い建物はクレインパ−ク)



【第143回】九州新幹線全線開業、指折り数えてお待ちの鹿児島中央駅の西郷どーん
[平成23年02月09日 10時05分]

  今日、2月6日(日)、私は、春の陽気に誘われて、九州新幹線全線開業日まで、あと、34日となった鹿児島中央駅を訪れてみました。
  鹿児島中央駅のコンコ−スの目立つ場所に、写真のような電光掲示板があり、秒までのカウントダウンでした。
  西郷どーんが、にこやかな顔で「開業日まで、033day19hour16min48secです。私は、指折り数えてその日を待っています。皆さんと一緒にその日を迎えもんそ。」と話しかけておられるように見えました。
  鹿児島中央駅には、新大阪駅と直通で結ぶ列車が、最短3時間45分の「みずほ」の上下各4本。その4本を含んで上り14本、下り15本の計29本が発着します。出水駅には、新大阪駅直通列車「さくら」が、上り1本、下り2本の計3本停車します。
  私は、昭和33年4月から4年間の京都での大学生活、37年4月から13年間の大阪勤務、計17年間の関西での生活でした。当時の帰省は、主要交通機関が「汽車」でしたので、今回の開業が当時を思うと隔世の感がしてなりません。
  私は、3月12日(日)の開業を当時を想い出しながら、今からワクワクしています。

◆写真:平成23年2月6日(日)
鹿児島中央駅:九州新幹線全線開業日まで、「33日19時間16分48秒」電光掲示板



【第144回】節分 〜「ジャンボ恵方巻」で招福〜
[平成23年02月09日 10時10分]

  「節分」の2月3日(木)の夜、我が家では、市販の「ジャンボ恵方巻」を食べて、これから1年間、多くの福を招くことにしました。

 その「ジャンボ恵方巻」は、「海鮮極鮮巻」と名付けられて販売されていました。それは、写真のように、マグロ・カンパチ・えび・いくら・きゅうり・たまごなどを具にして巻かれ、直径が11p、長さが20pのでっかい大きさでした。その大きさに私は、驚いてしまいました。

  我が家が、この「ジャンボ恵方巻」を求めたのは、多くの福が授かるのを期待したからです。今年の恵方の南南東を向いて、目を閉じて一言も喋らず、私は、願いごとを浮かべながら祈りました。
  私は、「ジャンボ恵方巻」を店の方に6等分にしていただき、それを2つも食べてしまいました。具だくさんで美味しかったので・・・、もう満腹になってしまいました。今年は、例年以上に福が授かるような気がしてなりません。そうなることを祈っています。

◆写真:平成23年2月3日(木)午後7時30分
出水市:五万石町の自宅にて



【第145回】道の駅黒之瀬戸「だんだん市場」、長島銘菓「赤巻」にも人気
[平成23年02月10日 13時25分]

  黒之瀬戸「だんだん市場」は、昨年2月13日(土)に開店しました。
  間もなく、開店1周年を迎える「だんだん市場」には、長島の名産が所狭しと並べられ販売されていることもあって、大変人気があり順調に伸びてきているようです。

  売れ筋で人気のある長島銘菓「赤巻」を取り上げてみたいと思います。
  長島銘菓「赤巻」は、写真のように、小豆のあんことカステラ生地を巻き、その上から赤く着色した柔らかい餅で巻いてあります。この「赤巻」、長島で4つの製造元で作られて、「だんだん市場」では、4社とも販売されています。
  4社とも、基本は、「赤巻」ですが、特色を出そうと努力もされています。例えば、長島特産の「さつまいも」を使って、「いもあん」にしたり、「いもふう」にしたりされているのもあります。

  長島銘菓「赤巻」は、私の故郷のお菓子ですので、小さい頃からよく食べていました。遠く離れて生活している弟や妹にも送ることがあります。すると、大変喜んでいます。小さい頃に食べた「故郷の味」だからなのでしょう。
  「赤巻」について支配人の鶴長恒喜様にお聞きしました。「『赤巻』は、長島銘菓として大変良く売れています。製造元は、4店がありますが、それぞれの店の特色があって、4店とも大変人気があります。」とコメントされました。

 私は、「だんだん市場」に入ると長島の特産品が多く取り揃えられているので、見て回るのが楽しいです。そして、「赤巻」を求めることが多く、いつも美味しくいただいています。

○場所・営業時間等
 出水郡長島町山門野4093  電話:0996−65−2222
 営業時間: 午前9時〜午後6時
 定 休 日: 1月1・2日(年2日間)

◆写真:平成23年2月9日(水)午後2時30分
黒之瀬戸「だんだん市場」で販売されている長島銘菓「赤巻」
出水市:五万石町の自宅にて撮影



【第146回】鹿児島中央駅周辺の夜景、〜「アミュプラザ」と「アミュラン」〜
[平成23年02月12日 08時55分]

  私は、建国記念日の11日(金)の夕方、鹿児島中央駅前を通ると「アミュプラザ鹿児島」とその最上階にある観覧車「アミュラン」の灯りが非常に鮮やかで見とれてしまいました。

  「アミュプラザ鹿児島」は、「アミュ」が英語のアミューズ (amuse) から採られたもので、人を楽しませるという意味があるそうです。JR九州の関連会社が運営する小倉駅のアミュプラザやアミュプラザ長崎とも共通していると言われています。建物は、地上6階(一部7階)、地下1階建で、出店店舗数が185店舗と発表されています。

  観覧車「アミュラン」は、「アミュプラザ鹿児島」の最上階に設置され、直径約60m、最高部地上91mの大きさで、ゴンドラ36台と紹介されています。放射状のネオンは、色彩を変えながら時計回りに動き、道行く人を楽しませています。

  思えば、「アミュプラザ鹿児島」と観覧車「アミュラン」は、平成16年(2004年)3月13日、九州新幹線鹿児島中央駅〜新八代駅間の開業より、約半年遅れて9月17日に開業したことが浮かんできます。今では、すっかり鹿児島のランドマークとなってきているようです。

  私は、鹿児島中央駅に隣接する「アミュプラザ鹿児島」とその最上階にある観覧車「アミュラン」を見ながら、付近の夜景に彩りを放っている「美」を写真に修めてみました。
  3月12日(土)の九州新幹線全線開業、新大阪駅との直通列車の運行が近づいてきていることもあって、一段と鮮やかさを感じました。

◆写真:平成23年2月11日(金)午後6時45分
鹿児島市:鹿児島中央駅隣接の「アミュプラザ鹿児島」と観覧車「アミュラン」



【第147回】九州新幹線 開業当日の指定席切符、今日(12日)から発売
[平成23年02月12日 21時25分]

 今日(2月12日)は、3月12日の九州新幹線の全線開業当日の指定席の切符の発売日に当たり、全国のJR駅窓口などで、午前10時から一斉に発売されました。

 今朝の鹿児島中央駅のみどりの窓口は、事前に次のような掲示がなされていたこともあって、午前10時の発売時に列ができている状況ではありませんでした。

         ご案内    
 
  3月12日の指定席の発売について

 3月12日の指定席発売は、2月12日午前10時以降となっていますが、多くのお客様がお並びになることが予想されますので、安全確保・利便性の観点から2月12日午前5時30分からお申込みの受付をさせていただきます。      
         〜 以下省略 〜

 私は、午前10時の発売時には、多くの方々が列に並んでの購入はみられませんでしたが、すでに申し込みを済まされていて、歴史的開業日の一番列車乗車、世紀の開業日の列車乗車を希望されてる方が多い雰囲気を感じました。
 その後の報道によりますと、新大阪駅発の一番列車、鹿児島中央駅行き「みずほ」601号の指定席は、15秒で完売したと伝えられています。
 開業日まで、あと28日となりました。当日の切符の発売もなされ、開業日が刻々と近づいてきていることが分かります。

◆写真:平成23年2月12日(土)午前9時50分
鹿児島市:鹿児島中央駅みどりの窓口付近



【第148回】2月14日、St. Valentine's Dayに思う
[平成23年02月14日 08時55分]

 今日、2月14日は、セントバレンタインズデー(St. Valentine's Day)で世界各地で男女の愛の誓いの日とされています。

 私は、私自身の「バレンタインデー」とチョコレートの経緯などについて、明確には覚えてはいませんが、年甲斐もなく、この日が来るのが楽しみです。

 昨年までは、勤めていましたので、職場の方々から、生徒の皆さんからチョコレートを頂き感謝の気持ちで一杯になっていました。
 また、妻が健在のときは、朝、食卓にチョコレートを置いてありました。さりげなく置いてあるチョコレートに、私は、照れながらも嬉しさを表現し、夫婦円満の一つになっていたことを想い出します。
 3月14日の「ホワイトデー」には、職場の方々へ、生徒の皆さんへ、そして、妻へ、心ばかりのお返しをしていました。「バレンタインデー」と「ホワイトデー」は、双方の感謝の気持ちを表現して、お互いに清々しい気持ちを醸し出すのに役立っていました。

 今年は、退職しての最初の「バレンタインデー」、妻が他界して3年目、娘が私に気づかってプレゼントしてくれました。3月14日の「ホワイトデー」に、真心を込めてお返しをしたいと思っています。

◆写真:平成23年2月14日(月)午朝8時30分
出水市:五万石町の自宅にて



【第149回】県下一周駅伝19日(土)スタ−ト、「出水チーム」の健闘を祈る
[平成23年02月16日 08時25分]

  鹿児島県に春を呼ぶ、第58回鹿児島県下一周市郡対抗駅伝競走大会は、2月19日(土)から5日間行われます。

  私は、春の風物詩として関心が高く、いろいろなドラマが生まれるこの大会を毎年大変楽しみにしています。

  各地区を代表して走る選手の皆さんが、当日までの努力の成果を発揮して頑張っている姿に、私は、いつも心を打たれています。また、沿道で応援される方々の取り組みにも心温まる思いを持っております。

  私は、私が高校に勤めていた時、その高校から、また、私が担任していた時その学級から生徒が出場したことがあります。私は、大会を目指して必死に頑張っている姿をいつも見ていました。
  当日、私は、その生徒が、良い結果を出してほしいと思う気持ちと同時に無事に完走してほしいと思って必死に応援していたことを想い出します。

  毎年、2日目のゴ−ル地点の出水市役所前で、毎年日曜日ということもあって、地元「出水チーム」に応援すると共に、12チームに心から応援をしています。

  今年も選手の皆さんの努力と沿道の皆さん、関係者の皆様の努力で素晴らしい大会になることを祈っています。そして、各チームの健闘、特に、「出水チーム」の健闘を心からお祈りいたします。



【第150回】明日、2月19日(土)、雪から雨に変わり時と言われる「雨水(うすい)」
[平成23年02月18日 11時10分]

 明日、2月19日(土)は、二十四節気の一つ「雨水」です。

 「雨水」は、空から降る雪が、雨に変わり、雪が溶け始めるころと言われています。

 雪の少ない南国では、馴染みの少ない季語ですが、雪国では、この意味が一段と季節感を表していることでしょう。「雨水」は、寒さも峠を越え、春一番が吹く頃とされていますので、南国出水地方でもその意味は、充分理解出来そうです。

 今季の出水地方は、大雪や寒波などで非常に寒かった時期から、ようやく峠を越したように感じられます。近くの山から鶯の鳴き声、小鳥のさえずりもようやく聞こえるような雰囲気になってきています。

 二十四節気の一つ「雨水」は、立春→「雨水」→啓蟄の時期になります。次の啓蟄のころは、冬眠をしている虫が、地表に出てくる温かみが見られる時期になると思われます。少しづつ春の訪れが感じられるようになってきました。

◆写真:平成23年2月17日(木)午後4時15分
出水市:五万石町の駐車場(「雨」に濡れている自家用車と駐車場)



【第151回】県下一周駅伝競走大会第2日目、出水市役所前にゴ−ル
[平成23年02月21日 00時15分]

 第58回鹿児島県下一周市郡対抗駅伝競走大会第2日の20日(日)は、南さつま市から出水市までの10区間112.7キロで争われ、日置チ−ムがトップでゴ−ルインしました。
 日置チ−ムは、32年ぶりの日間優勝ということでおめでとうございます。アンカ−の内和也選手には、出水市の渋谷俊彦市長から日間優勝盾が米ノ津中学校吹奏楽部の演奏する得賞歌をバックに贈られました。
 当日は、時折、小雨の見られる時もありましたが、午後2時過ぎは傘の必要も無く、駅伝ファンは、沿道の至る所で小旗を振って必死に応援をされていました。中には、チ−ムを書いたプラカ−ド、選手名を書いたプラカ−ドを持って応援されている姿もありました。
 58回を数える県下一周駅伝競走大会、今年も私は、出水市役所前のゴ−ル地点で観戦しました。今朝、9時にスタ−トして10名の選手によって引き継がれてきたタスキは、午後3時ごろから出水市役所前に到着しました。一本のタスキには、各選手の、各チ−ムの、各地区の思いが、凝縮されている誠に大事なものです。
 大事なタスキを出水市野田町で貰ってアンカ−を努めた皆さんは、10.5kmを走り、出水市役所前のゴ−ルに飛び込む力尽きた姿にも、満足感・充実感が漂っていました。
 大事なタスキは、21日(月)、出水市野田支所前をスタ−トして、霧島市・日当山へとつながれて行きます。

◆写真:平成23年2月20日(日)午後2時58分ごろ
県下一周駅伝競走大会第2日目、日間優勝の日置チ−ム内選手のゴ−ル前の風景
出水市:出水市役所前



【第152回】快晴の中、眺望の素晴らしさに酔いながら羽田空港へ
[平成23年02月22日 14時17分]

  私は、2月21日(月)鹿児島空港12時10分発の日本航空1868便で羽田空港へ向かいました。
 当日は快晴で、平野も、海も、山もはっきりと見ることができました。機内放送で「左手下には瀬戸内海が見えます。」などの紹介もあり、当日の眺望の良さが理解されました。
 機内からの眺望が素晴らしく、約1時間30分のフライトを私は、窓から景色を楽しみ、機内サ−ビスのお茶にも気づかず、肩を叩いていただいて気づく有様でした。  
 羽田空港近くでは雲があって、眼下の景色を見ることができませんでしたので、快晴の中を飛行する時の眺望の良さを、より一層体験することができました。
 私は、旅行中に車(列車・飛行機・船)窓から外の移りゆく風景を見るのが好きです。今回の鹿児島空港から羽田空港までのフライトを私は、移り変わりゆく平野も、海も、山も堪能することができて幸せでした。

◆写真:平成23年2月21日(月)午後0時51分
鹿児島空港 → 羽田空港へ四国上空を飛行中


【第153回】「煙」と「雪」、外輪山の阿蘇を眺望
[平成23年02月24日 17時02分]

  2月21日(月)、鹿児島空港から羽田空港へ向かう飛行機は、「新燃岳」の噴煙の影響で、従来の飛行ルートとは異り、阿蘇山の南側の上空を通りました。
 当日、私は、快晴に恵まれた天候の中を飛行中の機内から移り変わりゆく景色を眺めていました。すると、全く予期せぬ景色が飛び込んできました。それは、阿蘇山とその外輪山でした。
 写真のように阿蘇山とその外輪山は、はっきりとらえることができました。その中央に位置する中央火口丘群では、最高地点が高岳の1,592mですね。その高さが「ひごくに(肥後国)」と語呂合わせされていますので間違いないと思います。そして、噴煙を上げているのは中岳ですね。そして、わずかに雪も見られます。
 私は、旅行の時、車(列車・船・飛行機等)窓から外を眺め、移り変わりゆく景色を味わうのを趣味としております。今回は、「新燃岳」の噴煙の影響で、飛行ルートの変更という時ですので、複雑な気持ちで、阿蘇山の噴煙の「煙」と「雪」、そして、外輪山を眺望しながら東京へ向かいまた。

◆写真:平成23年2月21日(月)午後0時36分ごろ
鹿児島空港 → 羽田空港へ飛行中の機内から阿蘇山の「煙」と「雪」、外輪山を眺望


【第154回】機内から知る「瀬戸大橋」の壮大さ
[平成23年02月25日 12時10分]

  私は、2月21日(月)、鹿児島空港から羽田空港に向けて飛行中、眼下に「瀬戸大橋」を見ることができました。
 写真の「瀬戸大橋」は、瀬戸内海を6つの長大橋でつなぎ,本州と四国を結ぶ長大橋ですので、その規模の壮大さに驚きました。
 この「瀬戸大橋」は、昭和63年(1988年)4月10日に開通しています。私は、この橋を一度も通ったことがなく、その壮大さなどを実際に味わったことがありません。私は、今回の機内から眺望して、その規模の状況の一部を知ることができました。
 「瀬戸大橋」の建設に当たっては、美しい瀬戸内海の眺望にマッチした橋となるように、付近の景観を損なわないように、気品にあふれた優美な景観となるようになどと配慮されているようです。そして、鉄道併用橋(上部が自動車道路,下部に鉄道)としては,世界最大の橋として有名です。
 私は、この有名な「瀬戸大橋」を時間を見つけて、各島に寄り道しながら、各島の魅力を味わうために、各橋の特色を理解するために、科学技術の素晴らしさを見聞するために、訪れてみたいと思う気持ちになりました。

◆写真:平成23年2月21日(月)午後0時53分ごろ
鹿児島空港 → 羽田空港へ飛行中の機内から「瀬戸大橋」(本州四国連絡橋)を望む


【第155回】日本の風情を現す羽田の東京国際空港ターミナル
[平成23年02月27日 14時05分]

 羽田空港は、昨年(平成22年)10月1日(金)、国際線定期便の発着に伴い、東京国際空港ターミナルが開設、今年の2月20日(日)に、北米、欧州を結ぶ3路線が就航され、現在、海外16都市とつながっています。
 私は、2月21日(月)、新装の羽田の東京国際空港ターミナルを訪れて見ました。その時に感じたのが、日本的な雰囲気が取り入れられていることです。
 4、5階の「MARKET PLACE」には、「江戸小路」、「仲通り」と命名された通りがあることです。
 4階には、「手ぬぐい」や「日本を代表する和・洋菓子」、、「風呂敷」、「「日本全国の地域名産品」などを販売している店がならんでいます。
 5階には、「和食」や「うどん」、「串あげ」、「とんかつ」、「すき焼き」、「焼き肉」、「おでん」、「回転寿司」、「焼き鳥」などの店がみられます。そして、同じ5階には、写真のように赤い傘を広げ、赤い椅子掛けの見られる「庭園」があります。
 このように、羽田の東京国際空港ターミナルは、日本の建築、土産品、食生活などが随所に取り入れられ、日本文化を凝縮しているように感じました。日本の国際空港としての様相を現しています。
 訪れた当日、私は、4、5階の「MARKET PLACE」には、観光を兼ねてと思われる日本人が目立ち、写真の「庭園」を利用されている方もほとんど日本人でした。羽田の東京国際空港ターミナルが、日本人の観光スポットにもなっているように、私は、感じてしまいました。

◆写真:平成23年2月21日(月)午後2時35分 
羽田空港:東京国際線ターミナルの庭園にて



【第156回】出水中央高校卒業・修了式、HPでライブ中継
[平成23年03月02日 01時10分]

 出水中央高校卒業・修了式の模様は、全てHPでライブ中継されました。
 出水中央高校第42回卒業式(本科)・第30回修了式(看護学科・専門課程)は、3月1日(火)、午前10時から11時45分まで体育館で行われました。
 当日の式の模様のライブ中継は、カメラがステ−ジ上が3台、ステ−ジ正面(体育館後方)が1台、ステ−ジ左方(体育館2階通路左方)が1台の計5台からの映像をスイチャ−の切り替えによって作成した鮮明な画面を発信しました。
 今回の担当は、顧問の木山博隆先生のご指導によって、1年生7名と2年生1名のマルチメディア部員8名の皆さんでした。
 出水中央高校では、各種学校行事のHPでのライブ中継が平成13年4月の入学式から行われています。

 当日は、出水中央高等学校をはじめ、出水市内の出水高等学校、出水工業高等学校、出水商業高等学校、野田女子高等学校の卒業式が行われました。(野田女子高等学校は、衛生看護科・専攻科の修了式も実施)。
 私は、卒業生・修了生のみなさん、保護者の皆様へ、心からお祝い申し上げます。おめでとうございます。前途洋々たる卒業生・修了生のみなさんの前途に幸多かれとお祈りいたします。

◆写真:平成23年3月1日(火)午前10時27分
出水中央高校卒業・修了式、HPでライブ中継の模様
ステ−ジのカメラ3台(1台は校旗下にスタンドが見えます)、ライブ中継スクリ−ン(右端)



【第157回】「ひな祭り」
[平成23年03月03日 08時30分]

     「うれしい ひな祭り」

  あかりをつけましょ ぼんぼりに

  お花をあげましょ 桃の花

  五人ばやしの 笛太鼓(ふえたいこ)

  今日はたのしい ひな祭り
         
 この曲は、作詞者がサトウハチロー、作曲者が河村光陽で昭和11年にレコード発売されています。

 今日、3月3日(木)は、「ひな祭り」です。「うれしいひな祭り」の歌にもあるように、ひな人形を飾り、桃の花を生け、草餅や菱餅をそなえたりしてお祝をする日です。

 雛祭り(ひな祭り)は、女子のすこやかな成長を祈る節句の年中行事です。
 私は、3月3日の「ひな祭り」当日、2人の娘の成長を祈って、菱餅をそなえ、家族揃ってお祝いをしていた頃を想い出しています。

◆写真:平成23年3月2日(水)午後2時35分
出水市内にて



【第158回】九州新幹線全線開業 〜出水駅のイベント紹介〜
[平成23年03月04日 10時35分]

  今日は、3月4日(金)、九州新幹線全線開業日の12日(土)まで、あと、8日となりました。

 出水市では、12日(土)・13日(日)の2日間、「九州新幹線全線開業記念イベント」を出水駅東口の特設会場を中心に行われます。
 主な内容は、「広報いずみ3月号」によりますと次のとおりです。

@一日駅長就任(12日、6:45)
Aさくら402号出発合図(12日、7:32)

B鹿児島ご当地グルメグランプリ2011in出水(12日(土)・13日(日) 午前10時〜午後
 3時)〔メニュー〕
 奄美鶏飯,パワースポットいちき串木野験カツぎ御飯三大カツ,いちきポンカレー,串木
 野まぐろラーメン,いぶすき温たまらん丼,黒豚わっぜえか丼(鹿児島市),霧島神話ぼっ
 け鍋,鱧南ばんうどん(志布志市),枕崎かつおラーメン,加世田かぼちゃラーメン,いず
 み親子ステーキごはん
C特設ステージ(12日、9:30オ−プニングセレモニ−〜、13日、11:00〜)
D出水,伊佐地区などの観光PRと特産品販売
E山口県・兵庫県・人吉温泉観光PR(12日)、岡山県・広島県・長崎県観光PR(13日)
F第4回鶴恋祭ふれあいマーケット(12日(土))
G九州新幹線全線開業記念故郷満喫ツアーと祝賀会・花火大会「花火大会&THA屋台ブ
 ース」(12日(土)」

 なお、、「九州新幹線全線開業記念イベント」の出水駅イベントの詳細につきましては、「出水市HP」にアクセスしてご覧ください。、また、「広報いずみ3月号」もご覧ください。

◆写真:平成23年3月4日(金)午前8時55分
出水駅:九州新幹線全線開業 まで 8日 を示すカウントダウンボ−ド



【第159回】虫が冬眠から目覚める時 〜啓蟄(けいちつ)〜
[平成23年03月06日 09時10分]

 今日3月6日(日)は、二十四節気の一つ「啓蟄(けいちつ)」に当たります。

 「啓蟄」は、春の到来を感じ、大地が暖まり、冬眠をしていた虫が穴から出てくる頃といわれています。

 「啓」は『ひらく』、「蟄」は『土中で冬ごもりしている虫』の意味があります。 土中の虫が冬眠から覚める頃とありますが、何も虫たちばかりではなく、草木も、様々な生き物が目覚める季節に違いないと思われます。

 この冬は、寒さが一段と厳しい季節でした。今日の出水地方は、午前8時半現在、小雨が降り、気温9℃で寒い朝を迎えています。「啓蟄」とはほど遠い感じのする今朝ですが、今日の「啓蟄」を過ぎると、少しずつ和らいでくることは確かです。

 私は、今日の「啓蟄」の意味を考えて、寒も和らいできますので、積極的に室外へ出て、リズムカルに動き回ってみたいと思っています。

◆写真:平成23年3月6日(日)午前8時55分
出水市:西出水町の道路脇で小雨に濡れる新芽



【第160回】九州新幹線全線開業〜いずみ親子ステ−キごはん〜 
[平成23年03月07日 12時20分]

 九州新幹線全線開業を前に、出水市では、「いずみ親子ステ−キごはん」が誕生しました。

 日本を代表する「鶏肉」・「鶏卵」の生産地・出水の食材を利用した「いずみ親子ステ−キごはん」は、親の「鶏肉」を鉄板で焼き、子の「鶏卵」を卵かけご飯として食べるという料理です。それに、チキンサラダと卵ス−プが付きます。デザ−トなどは、店の個性を出して提供されるそうです。卵かけご飯用として、醤油も開発されています。

 「いずみ親子ステ−キごはん」は、昨年7月から開発が進められ2月25日(金)発表試食会が行われ、翌26日(土)にデビュ−して、市内の下記の6飲食店で食べられます。

 私は、話題の「いずみ親子ステ−キごきん」をグランシャト−鶴丸(島津亭)で友人と食べました。長期にわたって研究された新・ご当地グルメ「いずみ親子ステ−キごきん」は、地元産の新鮮で安心・安全な鶏肉と鶏卵を用いて大変温かみのある美味しい料理でした。

 3月12日開業の九州新幹線を利用して来られる観光客にも、「いずみ親子ステ−キごきん」は、美味しく食べていただけるものと思われます。

●食べられる店(一人前1,200円)
 @味処魚松、Aグランシャト−鶴丸、B仲町食堂、Cホテルキング、D焼肉の慶尚園、
 Eレストラン竹の子

●卵かけごはんオリジナル醤油「鶏ダシTKGの素」(1本150cc入り、380円)
 合資会社藤本醸造店

◆写真:平成23年3月5日(土)午後6時20分
「いずみ親子ステ−キごはん」 
グランシャト−鶴丸(島津亭) TEL0996−63−1122



【第161回】九州新幹線全線開業〜出水駅⇔蔵之元港シャトルバス
[平成23年03月08日 09時50分]

  九州新幹線「出水駅」と長島町「蔵之元港」を結ぶシャトルバスが、昨年10月20日(水)から運行されています。

  長島町の「蔵之元港」は、天草市「牛深港」の間に民間フェリーが1日10便、約30分で結ばれています。

  シャトルバスは、天草市が九州新幹線の開業に合わせて交通体系を整え、
@天草へ新幹線利用者の観光客をお呼
 びする。
A天草市民の新幹線利用の交通等の
 便を確保する。
などを目的に運行されることになりました。
  3月12日、九州新幹線全線開業によって、出水駅⇔蔵之元港を結ぶシャトルバスの運行は、新たな観光ルートの確立として注目されることになります。

 シャトルバスは、南国交通が担当され、下記のようなダイヤで1日3往復、バス停留所が途中2か所、所要時間が65分、料金が大人1,000円(小人500円)となっています。
  なお、南国交通の関係者によりますと、4月1日(金)から毎日1便増便して、4便体制で運行されることになっています。

  私は、シャトルバス運行によって、新たな観光ルートの確立と共に、天草市民や蔵之元の方々にも大変便利になっていると思います。その上、4月1日(金)から、1便増便によって、ますます便利になるシャトルバスの運行を、私は、大変嬉しく思います。

●運行ダイヤ(平成23年3月31日まで)(1日3往復)
 蔵之元港発    出水駅着      出水駅発   蔵之元港着
   7:20  →   8:25         8:50  →   9:55
  15:20  →  16:25        16:50  →  17:55
  18:00  →  19:05        18:00  →  19:05

●新運行ダイヤ(平成23年4月1日より)(1日4往復)
 蔵之元港発    出水駅着     出水駅発   蔵之元港着
   7:11  →   8:16         8:50  →   9:55
  10:00  →  11:05        11:20  →  12:25
  14:00  →  15:05        12:40  →  13:45
  18:00  →  19:05        16:50  →  17:55

●バス停留所
 長島町蔵之元港 ⇔ 長島町だんだん市場バス停 ⇔ 阿久根市筒田前バス停 ⇔ 
 九州新幹線出水駅

●運賃
 大人1,000円(小人500円)

●「蔵之元港」⇔「牛深港」間の三和商船フェリーのダイヤ等については、ここからアクセスしてご覧ください

◆写真:平成23年3月7日(月)午後4時48分
出水駅⇔蔵之元港シャトルバス 
出水市:九州新幹線「出水駅」バス停留所



【第162回】九州新幹線全線開業〜鹿中央駅、若き薩摩の群像
[平成23年03月09日 08時50分]

 九州新幹線利用者が、鹿児島中央駅に降りられて、最初に目に付かれる鹿児島の歴史的な建造物は、「若き薩摩の群像」だと思います。

 「若き薩摩の群像」は、鹿児島中央駅構内の電車通りに面する中央部に建立されています。

 写真の「若き薩摩の群像」は、鹿児島市のHPによりますと「鹿児島市の玄関口・鹿児島中央駅へ降り立つと、江戸時代の末期に国禁を犯して海外留学を果たし、日本の近代化のために尽力した薩摩藩の青年藩士17人の銅像『若き薩摩の群像』が観光客を出迎えてくれます。昭和57年3月に建てられました。高さが12.1m(台座部分9.49m)あり、中村晋也氏によって制作されています。」と紹介されています。

 薩摩藩士の17名の中には、五代友厚氏(大坂商工会議所初代会頭)や長沢鼎氏(カリフォルニアワインの創業者)、森有礼氏(初代文部大臣)、村橋久成氏(サッポロビールの創業者)など著名な方々が含まれています。

 私は、九州新幹線等を利用して、初めて鹿児島を訪れられた方々が、鹿児島中央駅構内の威風堂々とした雰囲気を示している「若き薩摩の群像」をご覧になると、まず、薩摩の歴史を感じとられることと思います。当時の薩摩藩の青年藩士17人を知るよい記念碑です。17名のお一人お一人をしっかりと確認して、理解していただけたら、いいなあと思っています。

◆写真:平成23年2月12日(土)午朝10時10分
鹿児島市:鹿児島中央駅構内に建立されている「若き薩摩の群像」



【第163回】九州新幹線全線開業〜観光と桜島フェリ−〜
[平成23年03月10日 08時40分]

 鹿児島中央駅を降りて、眼前に広がる「桜島」をご覧になって、感動されない人はいないと思います。
 そして、ほとんどの方は、訪れてみたいと思われるに違いありません。

 私は、九州新幹線全線開業に当たり、鹿児島市街地と桜島を結ぶ「桜島フェリー」を取り上げてみました。
 「桜島フェリーは、24時間体制で桜島地域と市街地のみならず、薩摩・大隅両半島を結んでいます。そして、自然の観光資源である桜島へのアクセスであり、鹿児島市の観光振興に寄与する役割を担う公共交通機関である。」との主旨の内容が鹿児島市のHPに記載されています。

 「桜島フェリー」は、現在、6隻で運行されているようです。新幹線全線開業に合わせて「桜島丸」(502d)に代わって、大型化された新「桜島丸」(1,330d)(愛称:サクラエンジェル)が、今日(3月10日)の「よりみちクル−ズ」として就航、その後、定期航路に就くと報道されています。

 私は、数回、「桜島フェリー」を利用したことがあります。観光を目的として、大隅半島への出張を目的としてなどの約30分の船旅は、心を癒してくれるひとときとなりました。
 九州新幹線全線開業に伴って訪れられる多くの観光客は、「桜島フェリー」を利用して、船上からのパノラマを楽しまれたり、雄大な桜島、そして、桜島の溶岩を見学されたりすることでしょう。今日から、新「桜島丸」(愛称:サクラエンジェル)が導入されますので、ますます、楽しみな「桜島フェリー」になりそうです。

◆写真:平成23年2月5日(土)午後4時10分
第十五桜島丸 (1,134d、愛称:チェリークイーン)
鹿児島市:鹿児島港にて



【第164回】九州新幹線全線開業〜南九州と東北を結ぶ新幹線
[平成23年03月11日 10時40分]

 明日、3月12日(土)は、いよいよ九州新幹線が全線開業される日です。

 明日の九州新幹線全線開業は、南九州と東北が新幹線で直結される歴史的な「南九州と東北を結ぶ新幹線」のスタ−トの日になります。
 そして、先週の土曜日(3月5日)には東北新幹線に最速の列車「はやぶさ」が登場して、東京駅⇔新青森駅間を3時間10分で結んでいます。
 これらのことから、今年は、「新幹線の年」と言っても過言ではなさそうです。

 鹿児島中央駅〜新大阪間は、最速の「みずほ」が、3時間45分で結びます。
 新大阪駅〜東京駅間は、最速の「のぞみ」が、すでに、2時間25分で結んでいます。
 そして、東京駅〜新青森駅間は、3月5日(土)に国内最高速300qで走る「はやぶさ」が登場、3時間10分で結んでいます。

 鹿児島中央駅から新青森駅まで、最速の列車、「みずほ」⇔「のぞみ」⇔「はやぶさ」で移動した場合は、乗り継ぎ時間等を考慮しなくて、所用時間のみで計算すると、9時間30分以内で行くことができるようです。
 私は、「南九州と東北を結ぶ新幹線」の歴史的な日を、今からワクワクしています。そして、出来ることなら早い機会に、「南九州と東北を結ぶ新幹線」で青森まで旅をしてみたいと思っています。

 九州新幹線全線開業の日を明日に迎えて、私は、明日の全線開業を心からお祝いしたい一人です。そして、明日の出水駅の一番列車を見たいし、出水駅の各種のイベントも見たいし、心躍る日になりそうです。

◆写真:平成23年2月27日(日)午後4時10分
東京駅:東海道新幹線用専用ホーム(列車は博多行き「のぞみ」です)



【第165回】九州新幹線全線開業、出水駅1番列車到着・出発
[平成23年03月12日 10時00分]

 今日、3月12日(土)、待望の九州新幹線は、全線開業しました。

 私は、今朝の6時32分、新幹線出水駅で鹿児島中央駅発、博多行きの1番列車を出迎え、そして、見送りました。

 出水駅の上り1番列車「さくら400号」は、朝もやをついて鮮やかなヘッドライトを灯して滑り込んできました。

 上りホ−ムには、1番列車の利用者や到着を楽しみにされている方々が数名みられて、写真撮影などをされていました。列車は、博多駅に7時51分に到着ですので所要時間1時間19分、時間の短縮には驚くばかりです。

 今日の九州新幹線全線開業は、昨日発生の「東北・関東地方の大地震」に配慮されて、出水駅のイベント等は中止され、静かなスタ−トとなりました。

◆写真:平成23年3月12日(土)午前6時32分
新幹線出水駅:上り「さくら400号」



【第166回】新幹線「さくら」、新大阪駅から初めて出水駅に
[平成23年03月13日 10時30分]

  新大阪駅から直通の第一便の記念の新幹線「さくら」は、3月12日、定刻に出水駅に到着しました。

 新大阪駅、午前6時50分発の新幹線「さくら543号」は、出水駅に定刻の午前11時03分、新型車両N700系車両の「青白磁」色の鮮やかな姿で、陽光を浴びて、下りホ−ムに入ってきました。

 この記念の「さくら543号」には、関西出水会と福岡出水交流会の皆さん20名が、「ふるさと満喫ツア−」の団体として、帰省なさいました。写真は、その時の模様です。

 新大阪駅から出水駅まで直通の新幹線の開通は、「ふるさと満喫ツア−」のように、旅が出来やすくなったと思われます。

◆写真:平成23年3月12日(土)午前11時03分
新大阪駅から出水駅、直通の第一便、記念の「さくら543号」
新幹線出水駅:新型車両N700系



【第167回】「ご当地グルメグランプリ2011 in出水」
[平成23年03月14日 10時30分]

  3月12日(土)・13日(日)の2日間、「鹿児島ご当地グルメグランプリ2011 in出水」が、新幹線出水駅東口の特設会場で、行われました。

 この催しは、鹿児島のご当地グルメのうち、11のメニュ−がここ出水に集結して、グランプリが競われました。審査は、食べた人が、「味」と「価格」を5段階で評価して投票する方法でした。

 参加の11のメニュ−は、「@奄美鶏飯,Aパワースポットいちき串木野験カツぎ御飯三大カツ,Bいちきポンカレー,C串木野まぐろラーメン,Dいぶすき温たまらん丼,E黒豚わっぜえか丼(鹿児島市),F霧島神話ぼっけ鍋,G鱧南ばんうどん(志布志市),H枕崎かつおラーメン,I加世田かぼちゃラーメン,Jいずみ親子ステーキごはん」でした。

 私は、2つのメニュ−を食べましたが、両者とも甲乙つがたい美味しい味でした。多くの方々が、会場にお見えで、11のメニュ−の売り場にそれぞれ並んで求めておられました。私は、2つのメニュ−を食べてみて、グランプリの決定が大変難しいだろうなと思うことでした。

◆写真:平成23年3月12日(土)午前11時50分
多くの参加者で賑わう会場(左上:新幹線進行中)
新幹線出水駅:東口特設会場



【第168回】謹んで震災のお見舞いを申し上げます。
[平成23年03月15日 15時20分]

 この度の「東北地方太平洋沖地震」により、お亡くなりになられた方々に対して衷心より

お悔やみを申し上げます。そして、被災された方々には心からお見舞いを申し上げます。

 1日も早く復旧されますことを心からお祈り申し上げます。

                                       鹿児島いずみテレビ



【第169回】新幹線「さくら」、出水駅から新大阪駅へ第一便
[平成23年03月17日 09時35分]

  私は、出水駅から新大阪駅への直通第一便の記念の新幹線「さくら580号」を3月12日、出水駅で見送りました。

 新大阪駅へ直通第一便の「さくら580号」は、出水駅を午後6時35分に出発して、「4時間14分」後には新大阪駅に到着です。

 私は、昭和33年4月から京都での学生生活、大阪での勤務の通算17年間、関西で生活していました。その当時の直通の交通手段は、夜行列車で蒸気機関車の時代もありました。

 当日、私は、「4時間14分」で結ぶ直通列車「さくら580号」を昔の夜行列車当時を想い出しながら、見送りました。

◆写真:平成23年3月12日(土)午後6時35分
出水駅から新大阪駅への第一便、記念の新幹線「さくら580号」
新幹線出水駅



【第170回】東北地方太平洋沖地震被災者等に「心から応援」
[平成23年03月18日 11時35分]

 東北・関東地方を襲った大地震から、今日(3月18日)で1週間になります。そして、東京電力の福島第1原発の事故も続いています。

 テレビやラジオ、新聞などで伝えられる数々の映像や写真、アナウンス、文字などの内容から、私は、ことばでは表せない驚きと痛みを感じています。

 被災地では、雪が降り、非情の寒波が押し寄せています。

 被災されて精神的にも肉体的にも、非常にお疲れの皆さんが、1日も早く回復されますように、私は「心から応援」をいたします。

 自衛隊、警察官、消防隊など数々のご関係の皆さん、海外からの救助隊の皆さんの必死な救助活動が続けられています。

 そして、東京電力の福島第1原発の事故に、必死な対応が続けられています。

 遠く離れている私は、多くのご関係の皆さんの救助活動に、「頑張ってください。よろしくお願いします。」と、ご尽力されている皆さんに「心から応援」をいたします。



【第171回】出水中央高校吹奏楽部、2式典で演奏中止
[平成23年03月19日 07時15分]

 出水中央高等学校吹奏楽部の次の2式典での演奏が、この度の「東北地方太平洋沖地震」に配慮されて、中止されることになりました。

@ 出水市市制施行5周年記念式典(全て中止)
 出水中央高校吹奏楽部は、3月19日(土)、出水市制施行5周年記念式典で記念演奏をすることになっていました。この度の「東北地方太平洋沖地震」により、市制施行5周年記念式典そのものが、中止されことになりました。

A 長島町町制施行5周年記念式典(式典のみ実施)
 出水中央高校吹奏楽部は、3月20日(日)、町制施行5周年記念式典で記念演奏をすることになっていました。この度の「東北地方太平洋沖地震」により、記念演奏は、中止されことになりました。なお、式典は実施されます。

 出水中央高校吹奏楽部は、出水市・長島町の3月19日・20日の2式典で記念演奏をすることになっていました。年末にアメリカのカ−ネギ−ホ−ルで演奏するなど、大きく成長して、その素晴らしい演奏が認められて、依頼されていました。この度の「東北地方太平洋沖地震」配慮して演奏は、中止されることになりました。



【第172回】出水市「東北地方太平洋沖地震」の対応発表
[平成23年03月21日 01時35分]

 出水市では、「東北地方太平洋沖地震」の対応が「出水市のHP」で発表されています。

 本社(鹿児島いずみテレビ)では、15日(火)の夜、スタッフ会議を開いて、支援の方法等を検討しました。先ず、救援物資を送ることが大事だと考えましたが、輸送方法に課題があって、具体的には進展しませんでした。

 そこで本社としましては、この度、出水市ご当局で対応内容を発表されましたので、その主旨に則り、積極的に協力をしていきたいと思います。

 この欄をご覧の皆様、「出水市のHP」に詳細が掲載されていますので、ここからアクセス されてご覧ください。そして、積極的に、ご協力くださいますようお願い申し上げます。

 この欄をご覧の皆様、「出水市のHP」に詳細が掲載されていますので、ここからアクセス されて、ご覧ください。そして、積極的に、ご協力くださいますようお願い申し上げます。



【第173回】春を告げる高尾野町「中の市」別名「そば市」
[平成23年03月21日 01時40分]

 出水市高尾野町では、春を告げる「中の市」別名「そば市」が、3月20日(日)・21日(祝)の2日間、行われています。

 当日は、高尾野町のほとんどの家庭で、「手打ちそば」を親族や知人などに振る舞われる風習があるということです。

 私は、「高千穂の峰会」のメンバ−として、20日(日)、今年も知人宅におじゃましました。
 ご主人が前日に打たれた(粉からそぱへ)地元産の「そば」に具とス−プは奥様の手作り、地元産の「ミカンの粉(小ミカンの皮を乾燥させて粉としたもの)」を香として振り掛けた「そば」は、写真のような「そば」です。写真の「そば」は、風味があって何とも言えない美味しい味でした。

 「そば」をいただきながら、毎年、歓談をしていますが、今年は「東北地方太平洋沖地震」が話題の中心でした。早く復興してほしいとの願いで一杯でした。

◆写真:平成23年3月20日(日)正午
出水市高尾野町:O宅の「手打ちそば」



【第174回】春のお彼岸
[平成23年03月21日 16時50分]

 今日は、3月21日、「春分の日」、そして、「春のお彼岸」です。

 「春分の日」は、昭和23年に「国民の祝日に関する法律」により、「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」と制定されました。

 この日を境にして夏至まで昼間が徐々に長くなり、夜が短くなっていきます。日本で昼夜がほとんど等しくなるのは、春分より3日前だと言われています。

 「春のお彼岸」でもあります。18日(金)が春のお彼岸の入りでしたので、この日に続きご先祖様への感謝の気持ちを伝えるためにお墓参りに行く風習があります。

 私は、3年前に他界した妻をはじめ先祖の供養とともに、「東北地方太平洋沖地震」でお亡くなりになった方々への供養の意味を込めて、小雨降るお墓へお参りをしました。

◆写真:平成23年3月21日(祝)午後1時10分
長島町:鷹巣の墓地



【第175回】出水市、22日から被災地へ支援物資情報の受付
[平成23年03月22日 08時40分]

 出水市では、今日(22日)から「東北地方太平洋沖地震」へご提供いただける物資の情報(物資の内容・数量・連絡先など)のみの受付が始まります。本社では、積極的に協力していきたいと思います。

 それは、出水市で最近の大きな災害として、@平成9年(1997年)7月の多くの方々が、お亡くなりになりました「出水市針原地区土石流災害」、A平成18年(2006年)7月に米ノ津川の氾濫によって市街地等を中心に大きな被害をもたらした「鹿児島県北部豪雨災害」がありました。

 その際、全国各地から多くの支援があって、大変有り難かったことを想い出しているからです。

 本社では、この度の大地震・津波発生の直後から支援物資の発送を検討してまいりました。その中で、輸送方法に課題があって、実現が出来にくい状況でした。幸いにも、出水市が、今日(22日)から実行される義援活動に参加して、被災地の援助に積極的に取り組みたいと思っています。

 未曾有の大災害の被災地の皆さんの一日でも早い復興をお祈りして、多くの市民の皆様のご協力をお願い申し上げます。

 この欄をご覧の皆様、「出水市のHP」に詳細が掲載されていますので、ここからアクセス されてご覧ください。そして、積極的にご協力くださいますようお願い申し上げます。
 連絡先 出水市  電話0996−63−2111 FAX0996−63−0680



【第176回】出水市、被災地への義援金の募金中
[平成23年03月23日 08時15分]

  私は、昨日(22日)、「東北地方太平洋沖地震」被災地への義援金を持って、出水市役所を訪れました。

 出水市役所の義援金箱は、市役所本庁1階の正面玄関前の分かりやすい所に写真のように置かれています。
 私は、心ばかりの義援金を箱に入れました。その後、若い女性の方も訪れられて、募金をされていました。そして、しばらく合掌をされていました。

 出水市では、義援金箱を下記の場所に3月14日(月)から設置されています。

 〇募金箱設置場所
  @市役所本庁1階 正面玄関前及び
              福祉課
  A高尾野支所1階 市民福祉課
  B野田支所1階   市民福祉課

 ※ 受付時間 
   土日・祝日を除く、8時30分から17時15分まで  

 ※ 税控除のための領収書が必要な方は、本庁福祉課または両支所の市民福祉課に
  お尋ねください。
    

 未曾有の大災害の被災地の皆さんの一日でも早い復興をお祈りして、多くの市民の皆様のご協力をお願い申し上げます。

 この欄をご覧の皆様、「出水市のHP」に詳細が掲載されていますので、ここからアクセス されてご覧ください。そして、積極的にご協力くださいますようお願い申し上げます。

 問い合わせ先    福祉課 社会福祉係 電話0996−63−4045


◆写真:平成23年3月22日(火)午前11時10分
出水市役所本庁1階:正面玄関前の「義援金箱」



【第177回】小雨降る出水市高尾野町「中の市」
[平成23年03月24日 08時30分]

 出水市高尾野町では、春を告げる「中の市」が、3月20日(日)・21日(祝)の2日間、行われました。

 「中の市」は、「中の市実行委員会」の看板に、「紫尾神社の彼岸の中日に行っていた春祭りに露天の市が立ったのが始まり。昔から市を訪れる親類・知人に地元の各家庭が手打ちそばをふるまう風習があり、別名『そば市』ともいう。」と記されていました。

 高尾野町「中の市」は、肥薩おれんじ鉄道高尾野駅前通り、出水市高尾野支所前を通る「国道504号」等を歩行者天国として出店が並んでいます。その中には「そば屋」も多く出店され、田舎独特の切れ切れそばが販売されていました。

 私は、20日、知人宅で美味しい「そば」をいだいた後、出店の並ぶ通りを歩きました。雨で傘の必要な天候でしたが、北薩地方の有名な「市」とあって、多くの皆さんが訪れておられました。

 今年は、「東北地方太平洋沖地震」に配慮されて、イベント内容を一部変更し、会場には、被災地の一日も早い復興を願い、チャリティー募金箱が設置されていました。

◆写真:平成23年3月20日(日)午後4時10分
出水市高尾野町:「国道504号」の歩行者天国と両側に並ぶ「出店」



【第178回】「夢追い長島 花フェスタ」開幕、どうぞ長島へ
[平成23年03月25日 09時35分]

 長島町では、「全国都市緑化かごしまフェア」の協賛イベントとして、「夢追い長島 花フェスタ」が、20日(日)に開幕しました。

 長島町合併5周年事業「夢追い長島 花フェスタ」は、長島町指江の「町文化ホ−ル周辺」をメ−ン会場に、長島町鷹巣の「太陽の里」と「針尾公園」をサブ会場とし、島を一周する道路も一体となった島全体が会場となっています。

 花は、長島町一周約40qの道路に、特産の石を用いた石積の花壇を設けたり道路脇の土手や平地を利用したりした場所にパンジ−やスイセンなど30種類25万本の花が植栽されています。美しく咲いています。

 開幕式は、20日(日)、メ−ン会場であり、川添健町長は「東北地方太平洋沖地震」へのお見舞いを述べられた後、長島町合併5周年の発展と今回のフェスタに取り組んだことなどを主旨としてあいさつされました。「東北地方太平洋沖地震」に配慮して、黙とうが行われ出水中央高校吹奏楽部の演奏は取り止めになりました。

 会期は、5月22日(日)までで、その期間中に特産品が当たるスタンプラリ−やふかしたジャガイモの試食や押し花展なども予定されています。

 長島町では、「橋を渡るとそこはフラワ−アイランド」、「花の島」と表現して、多くの皆様のご来場を歓迎されています。

 この欄をご覧の皆様、「長島町のHP」に掲載されていますので、ここからアクセス をされて、ご覧ください。

◆写真:平成23年3月21日(祝)午後4時10分
長島町合併5周年事業「夢追い長島 花フェスタ」の横断幕
長島町:瀬戸の国道389号(左・旧長島町方面)と県道47号(右・旧東町方面)の分岐点



【第179回】ニュ−ライフいずみ開設記念、出水中央高演奏
[平成23年03月26日 09時20分]

 3月25日(金)に、介護老人保健施設「ニュ−ライフいずみ」で,開設20周年記念パ−ティ−が行われました。

 「ニュ−ライフいずみ」は、平成3年3月に開設されました。その後、平成14年にグル−プホ−ム美楽居「皐月館」、平成17年に高齢者向け賃貸住宅「さくら館」等が増設されて、大きな施設となっています。

 記念パ−ティ−では、開設20周年ビデオ上映や吉井治美施設長のあいさつ,琴演奏、会食、それに、歌や踊りがあり最後に、出水中央高校吹奏楽部の演奏がありました。

 吹奏楽の内容は、ご高齢の皆さんに親しまれる童謡や演歌の演奏、それに踊りでした。生演奏はもちろん素晴らしいのですが、てきぱきとした態度や笑顔が、1曲ごとのめりはりを更に引き立てているようでした。ご覧になっている入所者・通所者の皆さんは、曲が終わるごとに盛んな拍手を送られていました。

 私は、開設20周年の温かい雰囲気の中で、お聴きになっている皆さんが大変喜んでおられる様子に接しました。演奏技術はもちろんですが、その前後の様子が演奏のスパイスとなりうることを痛感したひとときでした。
 
◆写真:平成23年3月25日(金)午後1時10分
正面は演奏する出水中央高校吹奏楽部(指揮者は福島玲士先生)
出水市:介護老人保健施設「ニュ−ライフいずみ」



【第180回】いずみ桜まつり、西出水小マ−チングバンド演奏
[平成23年03月27日 15時45分]

 今年で22回目を数える、「いずみ桜まつり」は、3月26日(土)・27日(日)の2日間、出水市特攻碑公園で行われました。

 今年は、@「助け合おう!日本」、A「市制施行5周年記念」、B「九州新幹線全線開業関連」のスローガンが掲げられ、会場には、「東北地方太平洋沖地震」義援金箱が設置されていました。

 当日は、@1日食堂、A特産市、Bアトラクション(27日のみ)などがあり、賑わっていました。アトラクションは、11時から約2時間行われました。@SEN、Aプア プルメリア大石、B出水観光宣隊つるみんジャ−(出水商業高校)、C西出水小学校マ−チングバンドの皆さんでした。

 写真の地元「西出水小学校マ−チングバンド」の皆さんは、二木綾子先生の指揮で3・4・5年生26名で『風になりたい』など4曲演奏しました。「西出水小学校マ−チングバンド」は鹿児島県代表として九州大会へ出場され、銀賞を獲得されています。実力を持つ皆さんの演奏は、観客の皆さんの心に響く、素晴らしい、楽しい演奏でした。

 今日(27日)の桜は、気温の影響でしょうか、桜満開で春爛漫の「桜まつり」とは、ほど遠い開花です。来週の土・日は、満開になるだろうて思われます。
 3分咲きの当日、肌寒い中にも快晴に恵まれ、多くの皆さんは、歩行者天国(27日のみ)を歩かれたり、桜の下で食事をされたり、特産品を購入されたり、アトラクションを楽しまれたりして、春を充分に満喫されているご様子でした。

◆写真:平成23年3月27日(日)午後0時40分
「いずみ桜まつり」で演奏の「西出水小学校マ−チングバンド」(指揮者は二木綾子先生)
出水市特攻碑公園



【第181回】美しいモクレン(木蓮)の花
[平成23年03月29日 11時55分]

 今、出水地方には、春を告げる花として、古くから庭木などに親しまれてきました「モクレン(木蓮)」の花が咲いています。

 「モクレン(木蓮)」には、
 @「こぶし」があります。つぼみのかた
  ちが握りこぶしに似ているところから
  この名前が付けられており、早春に
  白色の花を咲かせまています。
 A「シモクレン」があります。花びらの
  外側が赤紫、内側が白色です。
 B「ハクモクレン」があります。同じよ
  うな花のかたちでクリームがかった
  白色の花を咲かせます。
 Cその他

 私は、28日(月)の午後、出水市内を所用のため自家用車で動くと、出水市向江町の人家の片隅に咲く、写真のような「シモクレン」が飛び込んできました。

 「東北地方太平洋沖地震」の被災地など北国の春は、千昌夫が『北国の春』(作詩:いではく、作曲:遠藤実)を唄っています。その1番に、
 「白樺 青空 南風 こぶし咲く あの丘 北国の ああ 北国の春 季節が都会では わからないだろと 届いたおふくろの 小さな包み あの故郷へ 帰ろかな 帰ろかな」と・・。
 北国の被災地の皆さんには、「・・・こぶし咲く あの丘・・・」などを味わっておられる状況ではないと思います。その上、寒い日が続いているようです。どうぞ、お身体に充分にお気を付けられて、今を乗り切っていただきたいと思います。

◆写真:平成23年3月28日(月)午後4時30分
出水市:向江町にて「シモクレン」



【第182回】練習の成果の披露、出水地域文化祭・芸能発表
[平成23年03月31日 08時00分]

 平成22年度の出水地域文化祭・芸能発表が、3月12日(土)・13日(日)の2日間、出水市文化会館で行われました。  

 この催しは、出水市・市教育委員会・市文化協会の共催として、毎年行われています。今年は、初日が34団体、2日目が29団体の63団体の多くの参加がありました。

 出し物は、日本舞踊や三味線、カラオケ、太極拳、民謡、舞踊、太鼓、詩吟、大正琴、新体操、ダンス、箏曲、合唱など日頃の練習の成果を披露されました。

 私は、2日目の13日(日)の午後、その一部を見学しました。 写真は、プログラム52番「フラダンス」です。プア プルメリア大石(代表:大石征子さん)の10名の皆さんが、「アカサ クレアナ アカピコ」など2曲に合わせて演技されましたが、一糸乱れぬ素晴らしい内容を披露されました。

 当日、平成22年度の年間を通じて練習してこられた成果を発表される場として、真心を込めて演技されていました。そして、演技されている皆さんは、「東北地方太平洋沖地震」の被災者の気持ちを察して、真剣な眼差しで、必死に表現しておられました。

◆写真:平成23年3月13日(日)午後2時05分
出水地域文化祭・芸能発表会:プログラム52番「フラダンス」
出水市文化会館



【第183回】年度替わり、「Time flies」を思う
[平成23年04月01日 13時50分]

 今日、4月1日は、「年度替わり」になり、平成23年度のスタ−トの日です。

 私は、「年度替わり」の日を人生の中で非常に意義ある日だと思っています。

 職場では、入社式や辞令交付式などがあり、新しい職場のスタ−トの日になります。また、学校では、間もなく始業式、そして、入学式が行われ、学校に新しい風が吹いてきます。今年度は、「東北地方太平洋沖地震」の影響で、これらの式典が中止になったり、参加できない方がおられたりするかと思うと胸の痛む気持ちで一杯です。

 長年勤務されて、ご勇退された方々は、お勤めが昨日までで、今朝から決まった時間に出勤がなく、一抹の寂しさを感じらておられるかもしれません。

 私は、昨年の3月、公立高校等の38年間・私立高校の10年間、48年間の勤務を終え、今は毎日、日曜日同様の生活をしています。

 両方とも経験している私は、「Time flies」という言葉を想い出します。「時は飛ぶ」、「光陰矢の如し」と訳くされ、旺文社の『成語林』に「月日の過ぎるのは矢が飛ぶように早い。いったん過ぎ去ってしまった月日は、飛び去った矢がもどってこないように再びもどってこない」と記されています。

 私は、小・中・高校・大学時代も、48年間の長年の勤務時代も、無職の現在でも、常に、「Time flies」(時は飛ぶ、光陰矢の如し)を感じて、4月1日を迎えています。
 そして、毎日が日曜日同様の生活になって2年目に入る今日からも、私は、「Time flies」を肝に銘じ、時を大事にして、有意義な生活をしていきたいと思っています。

◆写真:平成23年4月1日(金)午前10時10分
出水市:東光山公園「展望棟」より出水市街地を望む



【第184回】出水市特攻碑公園、さくら満開
[平成23年04月03日 10時10分]

 今日(4月3日)、出水市の特攻碑公園のさくらが満開です。写真でご覧のように最高の彩りを表現しています。
 今朝、歩いてみると爽やかな風に吹かれて、さくらが散り始めていました。

 この時期になると、毎年、「いずみ桜まつり」が開催されています。今年で22回目となるこの「まつり」は、先週の土・日の2日間、行われました。2日目の日曜日には、歩行者天国にしてアトラクションもあり、大変な賑わいでした。

 今年の開花は、少し遅れているようで先週土・日の「いずみ桜まつり」の折は、3分咲き程度で、少し物足りなさを感じました。あれから1週間、その後の陽気で、写真のように、満開の桜並木になっていました。 

 この桜並木について、並木の途中に建立されている看板に、次のように記されています。

                  ロ−タリ−桜並木

          この桜並木は、出水ロ−タリ−クラブが、
          環境美化の一環として、昭和52年3月、
          会員の手によって苗木を植樹、毎年手入
          れを行い大事に育ててきたものです。
             「皆んなで 大切にしましょう」
             国際ロ−タリ−・第273地区
             出水ロ−タリ−クラブ

 植樹されて34年目になるようです。手入れも行き届き、今年も、例年のように美しいさくらが咲いています。今年の「いずみ桜まつり」には、@「助け合おう!日本」、A「市制施行5周年記念」、B「九州新幹線全線開業関連」のスローガンが掲げられ、会場には、「東北地方太平洋沖地震」義援金箱が設置されていました。

 東北地方は、未だに雪が予報され、寒さが続きそうです。被災地に早く桜が開花し、皆さんの心を少しでも癒してほしいものです。
 なお、「東北地方太平洋沖地震」と呼ばれていた呼称は、4月1日、「東日本大震災」と呼ぶことに政府が決定したと発表されました。

◆写真:平成23年4月3日(日)午前9時40分
出水市:出水市特攻碑公園前の桜並木

    


【第185回】4月5日、清明(せいめい)
[平成23年04月05日 09時00分]

 今日4月5日は、二十四節の1つである「清明(せいめい)」に当たります。

 「清明」は、暦の解説書「暦便覧(こよみびんらん)」によりますと、「万物発して清浄明潔なれば、此の芽は何の草としれるなり」と記されています。その中の清浄明潔の部分を略して「清明」とされています。

 この時期は、春の柔らかい日差しを受けて、草木が芽吹き桜の花や様々な花が咲き乱れ、お花見シーズンの時期とも伝えられています。そして、清々しい気持ちのよい季節を意味しています。

 出水平野は、「清明」の今朝、清々しい季節感が漂っています。クレインパ−ク近くの水田地帯には、柔らかな朝日の光に包まれて、菜の花も満開、桜も満開で春の息吹が感じられます。今朝は、「清明」にふさわしい、透き通ったきれいな空です。

 写真のツルは、クレインパ−クに通じる道路脇に模型が所々に設置としてあります。私は、そのツルに気持ち良さそうに迎えて頂いたので、そのお礼を込めて写真に修めてみました。

 「東日本大震災」の被災地では、「清明」にほど遠い環境だと思われます。私は、少しでも「清明」の雰囲気になっていただければと思っています。

◆写真:平成23年4月5日(火)午朝8時30分
出水市:クレインパ−クへ通じる取り付け道路にて



【第186回】小・中・高・特別支援学校、入学式を挙行
[平成23年04月08日 09時00分]

 出水市内の小・中・高・特別支援学校では、入学式が行われ、新年度がスタ−トしました。

 6日(水)は、平成23年度の始業式が市内の全ての学校で行われ、その後、小・中学校では、入学式が行われました。

 6日(水)の入学式で、市立西出水小学校の三宅哲朗校長先生は、「先ず、東日本大震災で亡くなられた多くの方々に謹んで哀悼の意を表しますと共に、被災者の皆様に対し、心からのお見舞いを申し上げます。〜式辞、今日から1年生になった皆さん、校長先生と次の三つのことを約束してください。一つめは交通事故にあわないように気をつけること。二つめは元気のいい挨拶をすること。三つめは夜は早く寝て、朝は早く起きましょう。そして、あさご飯をきちんと食べて、学校に来ましょう。」との主旨で、東日本大震災について触れられた後、式辞を述べられました。

 7日(木)は、市内の野田女子高校・出水高校・出水工業高校・出水商業高校・出水中央高校と出水養護学校の入学式が行われました。

 出水中央高校の入学式で新入生を代表して、石井純平君(普通科教養課程)は、「今、私たちはそれぞれの胸に不安を、そして、それ以上に大きな希望を抱いています。本校は各地の中学校からの生徒が集まります。顔や名前も知らなかった人と出会いますが、「協調」、「規律」、「勤労」の精神をそれぞれ培っていく決意です。最後に、有意義な学校生活を送り、それぞれの夢を実現することを誓います。」との主旨の力強い宣誓をしました。

 「東日本大震災」の被災地では、入学式の実施が出来にくかったり、友達と離ればなれになったの入学式だったりして大変だろうと思います。どうぞ元気を出して、頑張ってほしいものです。

 私は、新年度の始まりに、いつも思うのに小学校の入学式です。校長先生のご質問に、「学校嫌い」に手を挙げて、両親に失望感を与えたことです。その本人が教師として48年間、勤めてきました。そこには、素晴らしい先生方が、素敵な友人が、いつも見守ってくれた両親と家族が、そして、学習できる環境などがあり、いつの間にか「学校大好き」になっていました。私は、今でも小学校の入学式を皮切り各入学式を思い出しています。

◆写真:平成23年4月7日(木)午前10時45分
出水中央高校の入学式で新入生代表で宣誓をする石井純平君(普通科教養課程)



【第187回】「かんばろう!日本」、今年の選抜高校野球大会
[平成23年04月09日 11時00分]

 今年の第83回選抜高校野球大会は、「東日本大震災」の影響で開催が危ぶまれましたが、予定通り3月23日に開幕し4月3日の東海大相模高校の2度目の優勝で終わりました。

 今大会は、「東日本大震災」の被災地に配慮された大会で、被災者に勇気・元気を与えたいという願いを込めて展開されました。一方、吹奏楽の演奏などを自嘲した大会でもありました。

 選手宣誓を務めた創志学園高校(岡山県)の野山慎介主将(2年)は、「私たちは16年前、阪神大震災の年に生まれました。いま、東日本大震災で多くの尊い命が奪われ、私たちの心は悲しみでいっぱいです。・・・・。私たちに今できること。それはこの大会を精いっぱい元気を出して戦うことです。『がんばろう!日本』。生かされている命に感謝し、全身全霊で正々堂々とプレーすることを誓います」と被災された方々に熱い想いを込めて力強く宣誓しました。

 試合中のテレビで最も目立つ場所に「かんばろう!日本」が「主催者名」と交互に表示されたり、閉会式の折、二塁後方に「かんばろう!日本」の大横断幕を9名で広げられたりしていました。今大会のスロ−ガンとして掲げられ、激励されていることが鮮明に伝わってきました。

 優勝した東海大相模高校の門馬敬治監督・佐藤大貢主将は、優勝後のインタビュ−で目頭を赤くして、被災地の皆さんへの思いを述べていました。

 この大会は、選手の皆さんをはじめ甲子園球場全体が、被災地の皆さんへ勇気と元気を与えたいことを目指している雰囲気だったと思います。それは、試合に取り組む選手諸君の必死な姿、選手宣誓の内容と態度、主催者のあいさつ、優勝した東海大相模高校の監督・主将のインタビュ−、テレビ・ラジオ、新聞等の報道などから、被災地への想いが伝わってきました。

 そして、閉会式の正面にも掲げられた「かんばろう!日本」、私は、心から応援したいと思います。



【第188回】東日本大震災から1カ月、「かんばろう!日本」
[平成23年04月11日 09時20分]

  3月11日(金)午後2時46分ごろ、日本国内観測史上最大のマグニチュ−ド(M)9の地震がありました。震源は三陸沖で宮城県で震度7を記録しました。地震は「東日本大震災」と命名(4月1日)されました。

 「東日本大震災」の発生から、1カ月になりました。

 私は、当日、NHKテレビで国会中継を見ていました。「地震速報」が入り、地震や津波、原発の情報が次々と瞬時に放送されました。民放各社も必死の報道でした。ラジオも同様でした。新聞も「特別紙面」で報道されてきました。

 多くの方々が犠牲になられ、心からお悔やみを申し上げます。多くの行方不明の方々の早い救出を願っています。そして、被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。精神的にも肉体的にも、非常にお疲れの皆さんが、1日も早く回復されますように、私は「心から応援」をいたします。

 被災地の各県や関係市町村では、いろいろなことで大変だろうと思います。頑張っていただきたいと思います。

 救援活動をされている自衛隊、警察官、消防隊、ボランティアをされている方々など数々のご関係の皆さん、海外からの救助隊の皆さんの必死な救助活動に「心から応援」をいたします。

 私は、「かんばろう!日本」のスロ−ガンが、日本各地で、世界各地で、こだましているように感じます。私は、このスロ−ガンを大事にして、「東日本大震災」の復興・再建へ心から応援していきたいと思います。



【第189回】出水・麓武家屋敷「税所邸」、4月1日から公開
[平成23年04月12日 20時15分]

 出水市・麓町の武家屋敷「税所邸」は、4月1日に開館式があり、当日から一般公開されています。

 出水市・麓町の武家屋敷群は、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定され地区内の「竹宮邸」、「竹添邸」が公開武家屋敷で、今回が3軒目のオ−プンになります。

 この武家屋敷群は、今までにNHKの大河ドラマ「篤姫」のロケ地にもなるなど出水市の観光スポットとして注目されています。

 4月1日にオ−プンの「税所邸」は、雨天時でも屋内で弓の稽古のできる高い天井を備えている部分などもあり、当時の武士の生活の一端を垣間見ることができます。

 出水市には、薩摩藩の外城として栄えた当時の面影を残す出水麓武家屋敷群があります。その静かで歴史を伝える街なみは、観光地として多くの方々が訪れておられます。その管理などには、出水麓街なみ保存会がご尽力されています。

 本社では、「税所邸」の模様を4月11日(月)にMBCテレビ「ズバッと鹿児島」の中で本社のスタジオから放送しました。
 放送の模様は、本社の新着映像の中の 『2011-04-11 ズバッと鹿児島!』に掲載しました。アクセスしてご覧ください。(6分01秒 )

●開館:年中無休で無料、観光客への説明も行われています。
開館時間:午前9時〜午後5時

◆写真:平成23年4月11日(月)午前11時10分
出水市:出水市麓町の公開武家屋敷「税所邸」の玄関



【第190回】年末のカーネギーホール日米親善記念コンサート
[平成23年04月13日 10時50分]

 出水中央高校吹奏楽部の希望者を含む全日本選抜吹奏楽団は平成22年12月26日(日)、「ニュ−ヨ−ク・カ−ネギ−・ホ−ル日米親善交流記念コンサ−ト」で演奏しました。

 演奏者は、出水中央高校(31名)の他、埼玉栄高校(36)、愛媛県立北条高校(8)、宮城県聖和学園高校(3)、福岡県立直方高校(6)、福岡県刈田中学校(2)、先生方(3)の総勢89名でした。

 指揮者は、演奏順に遠山詠一先生、三浦徹先生、秋山紀夫先生、福島玲士先生、シメオン・ロ−リング先生、大滝実先生の6名でした。

●本社では、「N・Yカ−ネギ−ホ−ル日米親善記念コンサート」の模様(カーネギーホール内での演奏・映像の収録、写真撮影等は許可者以外は禁じられていました。ホール内での収録等ができませんでしたので、ご了承ください。)を、本社の新着映像の中の 『2011-04-12 カーネギーホール日米親善記念コンサート♪』に掲載しました。アクセスして、どうぞご覧ください。(19分54秒 )

●次の16項目は、本社のコラム「紫尾山」に掲載したタイトルです。内容はアクセスして、どうぞご覧ください。
【第99回】出水中央高校吹奏楽部、N・Yのカ−ネギ−ホ−ルで12月26日(日)演奏
【第107回】全日本選抜吹奏楽団89名、N・Yのカ−ネギ−ホ−ルで26日(日)演奏
【第108回】N・Yのロックフェラーセンター、巨大なクリスマスツリーに感激
【第110回】26(日)ニューヨーク大雪の中、全日本選抜吹奏楽団演奏は無事終了
【第113回】26(日)全日本選抜吹奏楽団、N・Yのカ−ネギ−・ホ−ルへの第一歩
【第116回】全日本選抜吹奏楽団、N・Yのカ−ネギ−・ホ−ルの演奏へ
【第117回】夢のカ−ネギ−・ホ−ル、出水中央高校吹奏楽部員の感動の演奏
【第119回】大雪に見舞われた年末のニューヨーク 〜演奏後、大雪の中を宿舎へ〜
【第120回】全日本選抜吹奏楽団、N・Yのカ−ネギ−・ホ−ルの演奏曲と指揮者
【第122回】舞台衣装と胸章=「日の丸」と「ALL JAPAN HIGH SCHOOL 
       BAND」

【第124回】大雪に見舞われた年末のニューヨーク 〜歩行困難な道と半日観光〜
【第126回】ニューアーク国際空港で帰国を待つ出水中央高校吹奏楽部員
【第128回】深夜帰着、寒風にも暖かく出迎えの出水中央高校吹奏楽部の保護者
【第131回】成田〜ニューアーク、刻々と飛行位置等を刻む電光掲示板で快適な旅
【第134回】カ−ネギ−・ホ−ル成功の秘訣 〜演奏者・指導者・MCECの偉大な力〜
【第139回】「ニュ−ヨ−ク・カ−ネギ−・ホ−ル」演奏の掲載終了に当たって


◆写真:平成22年12月26日(日)午前10時30分(現地時間) 
ヒルトン・ニュ−ア−ク・エアポ−ト・ホテル、バンケットル−ム
(練習最後の場面、いよいよカ−ネギ−・ホ−ルへ向かいます)



【第191回】NHK教TV15日18:55〜出水中央吹奏楽
[平成23年04月15日 08時45分]

○出水中央高吹奏楽部は、今日(15日)午後6時55分から始まるNHK教育テレビの新番組「スク−ル Live 吹奏楽」に出演します。

○NHK教育テレビの新番組「スク−ル Live 吹奏楽」は、15日(金)の初回は、文化系部活動で人気の吹奏楽をテーマとした番組のようです。

○新番組「スク−ル Live 吹奏楽」の初回は、今日(15日)18:55〜19:25までの30分間放送される予定です。

☆私は、実力を持つ出水中央高校吹奏楽部の皆さんが、NHK教育テレビの新番組「スク−ル Live 吹奏楽」の初回に出演するのを今から楽しみにしています。全国放送される当日の番組で、出水中央高校吹奏楽部の皆さんが、どのような内容で出演するのかでしょうか?。非常に関心があります。

◆写真:平成23年4月7日(木)午前9時45分
出水中央高校吹奏楽部(2・3年生のみ)、入学式・新入生入場前の演奏



【第192回】前田瑠美コンサ−ト、「一本の桜の木イン出水」
[平成23年04月17日 08時50分]

 出水市西出水出身の歌手前田瑠美さんをお迎えして、前田瑠美コンサ−ト、「霧島連山・一本の桜の木イン出水」が、4月7日(木)午後7時から出水市高尾野町のカラオケ喫茶ビックルで行われました。

 今回の前田瑠美コンサ−ト、「霧島連山・一本の桜の木イン出水」は、新曲「一本の桜の木」(作詞:都丸悠/作曲:笛吹利明)の新曲発表の場としてのコンサ−トでした。

 新曲「一本の桜の木」は、さくら満開のこの時期に時宜を得た発表会となりました。作詞家の都丸悠氏が山口県の小さな村に89歳のおばあちゃんが樹齢800年の一本の桜の木と共存共栄して、余生を楽しんでおられる内容で、明るくて奥行きのある見事な詩に、音楽プロデュ−サ−で作曲家の笛吹利明氏がテンポのよい曲に仕上げられています。

 音楽が好きの私は、歌手の歌唱には一段の魅力を感じ、当日は私の心に届く素晴らしいコンサ−トでした。

 なお、平成23年7月3日(日)〜10日(日)、「2011 前田瑠美 九州ツア−」が予定されています。福岡市、熊本県(熊本市・津奈木町)、鹿児島県(鹿児島市・出水市2回・長島町)の7回公演です。今から楽しみにしています。
 詳細は、ここから、アクセスしてご覧ください。

◆写真:平成23年4月7日(木)午後8時10分
出水市高尾野町:カラオケ喫茶ビックル



【第193回】5月7日(土)8日(日)「出水うまかもん祭」
[平成23年04月19日 14時15分]

 出水市では、5月7日(土)・8日(日)、の2日間、出水市陸上競技場周辺を会場に「食の安心・安全フェスタ“出水うまかもん祭り”」が行われます。

 この“出水うまかもん祭り”について、4月18日(月)、本社のスタジオからMBCテレビ「ズバッと鹿児島」の中で生放送されました。

 出水市では、ツルと鶏の高病原性鳥インフルエンザの発生でツル観光と養鶏業には大きなダメ−ジを受けました。その対応として、農林水産業、商工観光業者が一体となって食の安全を発信し、地域の活性化を図るなどのため企画されました。出水市や出水商工会議所、鶴の町商工会、出水市観光協会など13団体が一緒になって「出水市食の安全フェスタ実行委員会」が構成されて実施されます。

 18日(月)の放送の中で、事務局の出水商工会議所の井樋聖太郎氏は、「出水の食の安全をPRするために『食の安心・安全フェスタ“出水うまかもん祭り”』のテ−マで実施します。“出水うまかもん祭り”では2日間で15,000食を準備し、定価400円のものを100円で食べていただきます。その他いろいろなイベントを用意しています。」と紹介されました。

(1)開 催 日 時: 5月7日(土)(10:00〜17:00)、5月8日(日)(9:00〜16:00)
(2)場      所: 出水市陸上競技場周辺、多目的競技場(駐車場として利用)
            中央公民館、出水市総合体育館(文化会館駐車場、体育館駐車場)
(3)実 施 内 容: @うまかもん、Aブリ、ウナギ、たまごのつかみ取り大会(小学生対象)
            B一輪車(7日のみ小学校対抗)、C芸能ショ−(7日竹丸師匠、8日歌
            手和田青児・歌手花華かおり)、D武家屋敷ウォ−キング大会、E天
            草市・霧島市など各地区の特産市、その他
(4)お問い合わせ: 出水市食の安全フェスタ実行委員会(0996−62−1337)

 放送の模様は、本社の新着映像の中の 『2011-04-18 ズバッと鹿児島!』に掲載しました。アクセスしてご覧ください。(6分38秒 )

◆写真:平成23年4月18日(水)午前10時17分
出水市:鹿児島いずみテレビのスタディオで生放送中(写真は、右から井樋聖太郎氏、出水商工会議所事務局長佐賀誠一郎氏、司会の薩摩の重ちゃん



【第194回】4月20日、穀雨(こくう)
[平成23年04月20日 10時50分]

 今日4月20日は、二十四節気の一つの「穀雨(こくう)」に当たります。

 「穀雨」は、暦の解説書「暦便覧(こよみびんらん)」に「春雨降りて百穀を生化すればなり」と記されています。この「穀雨」は、穀物の成長を助ける雨のこととされています。農耕の、種まきの前に降る春の雨は、農家にとってまさに恵みの雨といえるでしょう。

 出水地方は、広大な水田地帯として、紫尾山麓の扇状地には良好な畑作地帯として、大原台一帯は、植木産地として有名です。この農耕地として、植木産地として著名な出水地方では、最近、雨が少なく、その上、乾燥注意報がよく発令されています。

 今朝、クレインパ−ク付近の水田地帯を散策してみました。今、ほとんどの農耕地は、作付け前の状況でした。 

 ちなみに、今日(20日)の出水地方は、降水確率が0%と予報されています。二十四節気の一つの「穀雨」にあやかって、農耕地にありましては、雨のほしい時だと感じました。

◆写真:平成23年4月20日(水)午前9時15分
出水市:県立出水養護学校付近からクレインパ−ク(中央の白い建物)方向の水田地帯



【第195回】「ぐるっと長島 フラワ−ロ−ド」に花・華
[平成23年04月22日 08時00分]

 今、長島町は「夢追い長島 花フェスタ」が開催中で、長島町一周40qの道路沿いにも美しい花が咲いています。

 「夢追い長島 花フェスタ」は、鹿児島市吉野公園を主会場として行われている、「第28回全国都市緑化かごしまフェア」、鹿児島のフェア名の「花 かごしま 2011」の協賛イベントとして、3月20日(日)に開幕し、5月22日(日)まで行われます。

 「夢追い長島 花フェスタ」の特色は、メ−ン会場に長島町指江の「町文化ホ−ル周辺」を、サブ会場に長島町鷹巣の「太陽の里」と「針尾公園」を設置し、多くの花が植栽されていますが、その会場と共に、島を一周する道路にも所狭しと植栽され、『花香る、風導く ながしまロ−ドへ』と命名されています。長島町一周40qの道路に、特産の石を用いた石積の花壇を設けたり道路脇の土手や平地を利用したりした場所にパンジ−やスイセンなど30種類25万本の花が美しく咲いています。

 会期は、5月22日(日)までで、イベントもいろいろと予定されています。そして、期間中に特産品が当たるスタンプラリ−やふかしたジャガイモの試食や押し花展なども予定されています。
 詳細につきましては、、「長島町のHP」に掲載されていますので、ここからアクセス をされて、ご覧ください。

 私は、「ぐるっと長島 フラワ−ロ−ド」が、数年前から計画的に花壇を作り、そこに計画的に植栽されている姿をよく見てきました。その成果が、今の花なのです。4〜5月の連休には、ゆっくりと訪れてみたい思っています。

 〜『橋を渡ると そこは フラワ−アイランド』〜(長島町のHPより)

◆写真:平成23年4月18日(月)午後1時55分
長島町:川床小学校の近くの県道47号(川床小学校は前方左側の道路沿いにあります)



【第196回】7月24日の完全「地デジ化」の対応に当たって
[平成23年04月24日 09時20分]

 今日は、4月24日、来る7月24日に、現在の地上アナログ放送が終了し、地上デジタル放送へ完全に移行します。
 ただし、東日本大震災の被害の大きかった岩手・宮城・福島の3県に限って、地上デジタル放送への完全移行は、最大1年延期されることになりました。

 3県を除く全国では、完全移行まで、後、3か月となりました。 

 鹿児島市の我が家では、2月に地上デジタル放送への対応をしました。

 その時、電波の関係でアンテナの向きを少し変えなければならない状況でした。今までのアンテナは、10年以上前に設置したものでしたので、アンテナ柱の上部とアンテナそのものが劣化していて取り替えた方がよい状況になっていました。

 結局、アンテナ柱の上部とアンテナを取り替えることにしました。

 私は、直ぐ切り替えができるものと思い込み、その内にしたいと思いながら先送りにしていました。今に思えば、アンテナの取り替え工事までしなければならない状況でしたから、早くしてよかったと思っています。業者の方は、「アンテナ取り替え工事をしなければならない状態でしたので、早めに相談をされて良かったですネ。」と話しておられました。

◆写真:平成23年2月11日(祝)午後2時35分
鹿児島市の自宅にて



【第197回】古希過ぎても青春時代を謳歌した高校同窓会
[平成23年04月25日 11時45分]

 私は、昭和33年3月に出水市内のA高校を卒業しました。

 A高校10期の私たちは、一昨年古希の同窓会を盛大に行ってから2年振りの同窓会を4月24日(日)、午後6時から出水市ホテルキングで行いました。

 一昨年、古希同窓会の折、同窓会の開催は、「古希を過ぎてからの同窓会は参加が難しくなり開催するのはどうだろうか」と・・・。すると、「年老いていく年齢だからこそ、2年毎の開催は持続すべし。」との意見が圧倒的でした。

 今回は、先ず、亡師亡友、東日本大震災でお亡くなりになった方々へ黙祷を捧げてから開会となりました。そして、懐かしい「校歌」を声高らかに4番まで唱いました。
 開会のあいさつで代表幹事の二宮隼人君(出水市在住)は、「ご多忙の中に51名も多数参加していだき感謝します。今日は会話の時間を多く取るよう努力しました。高校時代を想い出して十分お楽しみください。」とのあいさつに大きな拍手が贈られました。

 そして、遠方から参加の紙屋正弘君(横浜市在住)の乾杯で開宴され、お互いの会話が弾み、閉会の時間は、いつもながらオ−バ−してしまう盛会さでした。
 高校の同窓会は、高校時代が人生の中でも興味・関心が旺盛で、悩みの多い時でもあり、それを共有したのが「友」でしたので、その「友」との語らいの場として有意義なのです。その後、それぞれの歩みを続け、会話に一層深みが増してきています。そして、今回、卒業後、初めて再会した「友」も数名いました。お互いの感動場面に握手して再会を喜び合いました。

 当日、私を含めた数名の「友」は、二次会・三次会へと展開して、年甲斐もなく遅い時間の「お開き」となってしまいました。

 次回の同窓会は、2年後の平成25年春に予定されました。私は、次回も健康に十分に気を付けて元気で参加し、声高らかに「校歌」を唱い、「友」と語らい、青春時代を謳歌したいと思います。

◆写真:平成23年4月24日(日)午後6時10分
出水市:ホテルキングにて、代表幹事の二宮隼人君(出水市在住)の開会のあいさつ



【第198回】「ようこそ出水へ」の懸垂幕で観光客を歓迎
[平成23年04月27日 08時30分]

 出水市では、マルイ飼料株式会社のご協力で、九州新幹線出水駅近くのマルイ飼料株式会社製品棟に写真のような、「ようこそ出水へ」など3本の懸垂幕を設置して、新幹線利用客等に歓迎の意を表しています。

 懸垂幕は、縦14メ−トル、横1.2メ−トルの非常に大きいものです。
 記載の文言は、次の3内容です。

  「ようこそ出水へ」
  「祝 新幹線全線開業 出水市」
  「ツルと歴史のまち 出水市」

 この懸垂幕は、九州新幹線全線開業を祝い、3月1日(火)にテ−プカツトされ、6月30日(木)まで設置されます。懸垂幕は、夜間でも新幹線最終便(23:25)通過後までライトアップされ、昼とともに夜でも鮮明で、新幹線の車窓からだけではなく、近くを通られる方々にも、はっきりと読み取ることができると思われます。

 私は、25日(月)の夜、近くを自家用車で通ったら3本の懸垂幕が夜空に鮮明に輝いているのを見て、しばらく車を止めてみとれてしまいました。そして、シャツタ−に修めたのが上の写真です。

 「ツルと歴史のまち 出水市」は、出水の観光のスポツトが巧みに表現されています。
 「ツル」は、14季連続「万羽ツル」を記録し、越冬のシ−ズンを終えて「北帰行」しましたが、クレインパ−ク(ツル博物館)があり、お楽しみいただけると思います。
 間もなくゴ−ルデンウィ−クです。新幹線利用者やおれんじ鉄道利用者など多くの方々が、この懸垂幕に魅せられて、出水を訪れられ、散策される姿に期待したいと思います。

●設置期間:平成23年3月1日(火)〜6月30日(木)まで
照明時間:日没〜新幹線最終便(23:25)通過後まで

◆写真:平成23年4月25日(月)午後8時30分
出水市:出水駅近くのマルイ飼料株式会社製品棟に設置の3本の懸垂幕(新幹線側から)



【第199回】4月29日、「昭和の日」に思う
[平成23年04月29日 11時50分]

 今日は、4月29日、「昭和の日」、日本の国民の祝日の一つになっています。

 従来は、昭和天皇の「天皇誕生日」でした。昭和64年(1989年)1月7日、昭和天皇崩御により、天皇誕生日としての存続ができなくなりました。

 その年、昭和64年(1989年)以降の4月29日は、「みどりの日」という名称に改められて、国民の祝日の一つになっていました。

 その後、昭和に因んだ新祝日として存続させようというな意見が出され、いろいろ検討がなされ、国民の祝日に関する法律の一部を改正して、平成19年(2007年)4月29日から現在の「昭和の日」となっています。

 そして、「昭和の日」は、「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす。」と『国民の祝日に関する法律』に定められています。

 私は、昭和14年(1939年)生まれですので、昭和時代の50年間を経験したことになります。乳幼児時代の戦争体験、そして、昭和30年代の日本の急速な経済等の発展時は、私の高校・大学・就職の時でした。昭和39年(1964年)東京オリンピック・東海道新幹線開業、昭和45年(1970年)大阪万博など世界的に大きな出来事もありました。それらの事を顧みる日として、今日の「昭和の日」を、私は、位置づけたいと思います。

◆写真:平成23年4月29日(祝)午前11時30分
出水市:出水小学校にて



【第200回】「薫風or新緑?」から1年、アクセスに感謝
[平成23年05月01日 15時50分]

 私は、昨年5月1日に「薫風or新緑?」のタイトルでデビュ−してから、丁度1年になりました。その間、多くの皆様からアクセスをしていただき、心から感謝申し上げます。

 デビュ−で掲載しました文の後半に「さて、私、この春に退職したので挨拶状を書こうと思案中ですが、『薫風』も『新緑』も捨てがたくて書き出しの段階でストップしています。あなたならどちらを選びますか? 」と述べました。

 あれから1年、今日の出水地方は、午前中は小雨でしたが、午後は快晴で、さわやかな『薫風』が吹き、まぶしいばかりの『新緑』が萌え、肌に当たる風も心地よく,ついつい上着を脱いでしまいます。
 
 記念の今回は、通算して【第200回】になります。これまで、私にとりまして、皆様の支えにより、多くの掲載ができますことを大変嬉しく思っています。

 さて、2年目に入ります今回からは、より一層、いろいろな分野の掲載に心掛け、多くの方々にアクセスをしていただけるように努力したいと思っています。これからも今まで同様どうぞよろしくお願い申し上げます。

◆写真:平成23年5月1日(日)午後2時50分
出水市:国道328号の定之段トンネル付近にて